“ピアノ王子”ユンディ・リが買春容疑で拘束、ショパン・コンクールと同日に「皮肉すぎる」と驚きも

anomado    2021年10月22日(金) 10時0分

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21日、中国の著名ピアニストのユンディ・リが買春の疑いで北京公安局に拘束されたことが明らかに。出演中の人気リアリティー番組などが一斉に動画配信サービスから削除されている。

21日、中国の著名ピアニストのユンディ・リ(李雲迪)が買春の疑いで北京公安局に拘束されたことが明らかになった。出演中の人気リアリティー番組などが一斉に動画配信サービスから削除されている。

2000年、18歳で出場した「ショパン国際ピアノ・コンクール」で最年少、中国人初の優勝を飾り、国際的ピアニストとして人気のユンディ・リについて21日夜、北京市公安局の公式発表で明らかになった。同局のSNSでは買春の疑いによってこのほど、29歳の女性とともに北京市内で身柄を拘束したと伝えている。

複数の中国メディアによると、ユンディ・リが公安局に拘束されたのは19日夜という。なお、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では20日、ユンディ・リが不祥事を起こしたとのうわさが飛び交い、21日には出演中のリアリティー番組「披荊斬棘的哥哥」で顔面にモザイクがかけられているのをネットユーザーが発見して騒ぎが拡大。しかし同日正午ごろ、ユンディ・リのウェイボーが更新され、同番組の宣伝動画が投稿されたことで、デマではないかとの声も上がり、ウェイボー上では情報が交錯していた。

北京市公安局の公式発表後、「披荊斬棘的哥哥」をはじめ、ユンディ・リの出演した映像が動画配信サービスから一斉に削除されている。

「ショパン国際ピアノ・コンクール」で歴史的な快挙を成し遂げ、“ピアノ王子”と絶大な人気を集めたユンディ・リだが、不祥事が明るみに出たのはくしくも、第18回ショパン国際ピアノコンクールの結果発表と同日だった。このためネット上では、偶然の一致に驚きの声や、「皮肉すぎる」とやゆする声も上がっている。(Mathilda

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