<韓国船沈没>検察が運営会社オーナーを指名手配=所有不動産は差し押さえへ―中国メディア

Record China    2014年5月21日(水) 7時28分

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20日、韓国当局は沈没したセウォル号の実質上のオーナーである兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏への調べを進めており、国税庁は兪氏ならびにその家族が所有する不動産の差し押さえに向けて動いている。写真は韓国料理屋で放送されていた客船沈没事故のニュース。

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2014年5月20日、中国新聞網によると、韓国当局は沈没したセウォル号の実質上のオーナーである兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏の違法行為について調べを進めており、韓国国税庁は兪氏ならびにその家族が所有する不動産の差し押さえに向けて動いている。

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韓国国税庁は、セウォル号を運行していた清海鎮海運と兪炳彦氏一家に関係する企業について税務調査を行っており、近く裁判所に不動産の差し押さえを申し立てる見込み。兪炳彦氏一家は、ソウルの瑞草(ソチョ)区に土地3カ所と、数百億ウォン相当の不動産8カ所を所有している。

国税庁は4月下旬にも兪氏一家がソウルの江南(カンナム)区三成洞(サムソンドン)に所有する建物の一部分を差し押さえている。

仁川(インチョン)地方検察庁は16日、兪氏が汚職、背任、脱税、申告漏れの疑いで出頭を求めた。検察は家宅捜索と、本人の身柄の拘束を検討している。

また、兪炳彦氏の長男は清海鎮海運傘下の企業を多数経営しており、オフショアリングなどを利用して違法な資金調達をしていた疑いが持たれている。兪氏が検察の出頭を拒否し、潜伏を続けていることから、検察は兪氏を指名手配している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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