2014年5月20日、韓国銀行（中央銀行）と韓国貿易協会によると、昨年、世界貿易に占める韓国のシェアは、アジア通貨危機の1998年以降初めて後退し、9位となった。聯合ニュースが伝えた。

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1998年のアジア通貨危機で韓国のシェアは前年の12位から14位に下落した。その後は上昇を続け、2012年には8位だった。

2013年の順位が下落したのは、輸入が減少したためだとみられている。昨年の輸入額は、前年比約0．7％減少の5156億ドル（約52兆1300億円）だった。韓国現代経済研究院は「2013年の経常収支が大幅に黒字となったのも、内需の長期的低迷で輸入が低調だったためだ」と述べた。

一方、輸入額と輸出額はそれぞれ9位と7位で、順位に変動はなかった。世界に占める韓国の輸出額の割合は前年と同じ2．98％だった。（翻訳・編集/岡本悠馬）