2021年映画興行収入とスクリーン数は世界1位、中国映画市場がコロナ禍から早くも回復

anomado    2021年10月18日(月) 21時20分

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10月10日、2021年度の映画興行収入が400億元(約7100億円)を突破。国産映画の興行収入は2019年同時期の数字を超え、新型コロナウイルスで大打撃を被った映画市場の回復を示している。

17日に国家電影局が発表したデータによると10日、2021年度の映画興行収入が400億元(約7100億円)を突破。国産映画の興行収入は2019年同時期の数字を超え、新型コロナウイルスで大打撃を被った映画市場が、いち早く回復したことを示している。

国家電影局のデータによると10日現在、21年の映画興行収入は401億2600万元(約7120億円)、全国のスクリーン数は8万743件で、いずれも現時点で世界トップとなっている。また今年、興行収入が1億元(約17億8000万円)を超えた映画は、すでに47作品を数える。

今年は中国共産党創立100周年を迎え、これを記念した大作映画が次々に公開されて人気を集めたのも、好況を支える大きな要因となった。現在公開中の「長津湖」は17日、興行収入が48億元(約850億円)を突破。同じく公開中の「我和我的父辈」も13億元(約230億円)を突破している。また、年初には「こんにちは、私のお母さん」(你好,李煥英)が54億元(約960億円)と、歴代2位につけるメガヒットを記録している。

昨年、中国では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、約半年にわたって全国の映画館が閉鎖された。しかし、今年の春節(旧正月)シーズンの興行収入は、2019年同期比で約3割増に。今月初めの国慶節(建国記念日)シーズンの興行収入は、19年同期を1億元下回ったものの、すでにコロナ禍以前の活況を取り戻していることが分かる。(Mathilda

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