14日は重陽節、お年寄りに思いやりの言葉をかけよう―中国メディア

人民網日本語版    2021年10月14日(木) 21時10分

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14日は重陽節。中国の古典「易経」では九という数字は陽の数とされ、九が二つ重なるので、「重九」や「重陽」と呼ばれている。

14日は重陽節(旧暦9月9日)。中国の古典「易経」では九という数字は陽の数とされ、九が二つ重なるので、「重九」や「重陽」と呼ばれている。人民日報が伝えた。

古くから、中国では重陽節に高い所に登るという伝統的な風習がある。唐の時代の詩人・王維が詠んだ「遙かに知る兄弟高きに登る處、徧く茱萸を插さして一人を少くを」という詩は、名句として幾世代にもわたって伝えられてきた。

また、旧暦9月は「菊月」とも呼ばれ、秋の夜に、菊の花を鑑賞しながら、酒を飲み交わし、美しく輝く月を眺めながら、遠く離れた家族を思うというノスタルジックな季節だ。

重陽節は現在に至るまで受け継がれ続ける中で、お年寄りを敬う気持ちも込められる祝祭日となっている。「自分が大人になっても、年長者が若々しくあること」、そして、「恩返しができるようになった時に、年長者が健康であること」を、誰もが願っている。

しかし、時間は待ってくれない。重陽節に、たとえ何気ない一言であっても、祖父母や両親など自分より年長の家族に思いやりの言葉をかけるのを忘れないようにしよう。 (提供/人民網日本語版・編集/KN)

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