「雪山の精霊」と呼ばれる雲南キンシコウ―中国

人民網日本語版    2021年10月14日(木) 1時20分

拡大

雲南キンシコウは国家一級保護動物で、主に雲南省西北エリアとチベット東南エリア一帯の標高が高く、寒さが厳しい原生林に生息している。

(1 / 4 枚)

滇金絲猴(雲南キンシコウ)は国家一級保護動物で、主に雲南省西北エリアとチベット東南エリア一帯の標高が高く、寒さが厳しい原生林に生息している。「雪山の精霊」と呼ばれる雲南キンシコウは、国際自然保護連合 (IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。新華社が伝えた。

その他の写真

1980年代前後、雲南キンシコウの生息地は狩りや伐採などで環境破壊が進み、群れが一時的に減少し、その保護は厳しい状況に陥った。絶滅の危機に瀕した雲南キンシコウを救うため、中国は白馬雪山の自然保護区を立ち上げ、「コミュニティーによる共同管理」の保護モデルを模索し、周辺住民の暮らしと発展を結び付け、雲南キンシコウの個体数の回復と増加の促進を試みてきた。

雲南省林業・草原局のモニタリング結果によると、長年の努力を経て、雲南キンシコウ保護活動の効果が目に見えて現れている。雲南キンシコウの個体数は1996年のおよそ13の群れ、1000~1500頭から、2016年の調査では18の群れ、3000頭が確認され、現在は23の群れ、3300頭以上にまで増加している。(提供/人民網日本語版・編集/TG)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携