ソフト・パワー創始者「韓国は世界で最も大成功を収めたケースの1つ」―韓国メディア

Record China    2021年10月10日(日) 12時20分

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6日、韓国・国民日報は「ソフト・パワーという概念の創始者が、韓国は世界で最も大きな成功を収めたケースだと称賛した」と伝えた。「イカゲーム」

2021年10月6日、韓国・国民日報は「ソフト・パワーという概念の創始者が、韓国は世界で最も大きな成功を収めたケースだと称賛した」と伝えた。

記事によると、米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)が現地時間5日、「韓国のソフト・パワー」をテーマに開いたフォーラムで、ハーバード大学特別功労名誉教授のジョセフ・ナイ氏が基調演説を行った。ナイ氏は「見事な経済的成功と活気にあふれた民主主義の結合は韓国ソフト・パワーの源だ」「韓国は世界で最も大きな成功を収めたケースの一つだと思う」と述べたという。

ソフト・パワーとは、文化、価値観、疎通、共感などを通じて相手を説得する力を指す。ナイ氏はその概念を提唱した。軍事力、経済力に由来するハード・パワーは対義語。ナイ氏は「韓国は世界が注目するに値するサクセスストーリーを見せてくれた」「韓国のソフト・パワーは小さいが、とても魅力的と言える。個人的には、韓国にはもっと多くのことができると思っている」とも述べたという。「海外で良いことをもっと多く行うと、長期的にプラスになるだろう」と、安保を超えたアジェンダの拡大を提案したと、記事は伝えている。

また、記事によると、この日のフォーラムではNetflix(ネットフリックス)オリジナルドラマ「イカゲーム」や、アイドルグループBTS防弾少年団)など、世界で人気を集める韓国文化についての賛辞が相次いだという。

CSISのジョン・ヘイムリ所長は、「文化事業分野における韓国の躍動的なソフト・パワーを目撃している」「多くの韓国人は、自分たちが弱く後れていると思っているが、韓国は創意的で極めて成功的な社会だという楽観論を受け入れるべきだ」と述べた。また、ビクター・チャ韓国部長は「韓国のソフト・パワーの活用と拡張が、日本のような隣国との関係改善に役立つだろう」と評したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「うれしいね」「小さいけれど強い国、大韓民国。みんな、プライドを持って生きよう!」「誇りを持とう!韓国人は自己卑下が謙遜だと思っているが、それは違うと知るべきだ」「韓国がどんなに偉大か、韓国人だけが気付いていない」「日本人は『韓国は内需市場が狭いから最初から世界を狙って企画している、だから日本が韓国に押されている』と勘違いしている。韓国人はもともと見る目が厳しく、世界的なブランドのテストベッドだった。韓国で成功すれば他の場所でも成功するんだよ」など、喜びの声が寄せられている。

その一方で、「こんなグクポン(行きすぎた愛国)記事に酔っていてはいけない。日本や中国。乗り越えねばならない山はまだあるぞ」「とりあえず韓国に来て1年だけでも住んでみなよ。地獄だから」というコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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