8日午前9時39分（日本時間同10時39分）に、一年で最初に「寒」の字が付く節気である寒露を迎えた。この頃には、草木の葉が黄色く色づき、青々としていた山や林は次第に赤く染まっていく。

「寒露」は涼しさから寒さへと移り変わる時期で、「白露」と比べると、「寒露」の期間はさらに肌寒くなり、気温がさらに下がって、秋が深まっていく。

体が冷えることがこの時期に風邪を引く主な原因。「寒露には脚を露わにせず」と言うように、常に着る物を調節することが大切だ。足元を温めるように気を付け、保温性の高い靴下を履いたり、足湯やツボマッサージを行ったりして、血液の循環を促すと良い。

屋外で運動するようにし、しかも長く続けて、体質を強化すると良い。高齢者は散歩やジョギング、太極拳、青壮年の人はランニングや登山、球技などが適している。普段の生活では仕事と休養のバランスに注意し、早寝早起きを心がけ、十分な睡眠をとること。また、良い心理状態を保つようにし、成り行きや勢いに合わせて臨機応変に気持ちを切り換え、わだかまりや憂いを吐き出し、楽観的でおおらかな気持ちで過ごすようにすると良い。（提供/人民網日本語版・編集/AK）