日本でシャインマスカットを超える高級ぶどうが開発された!韓国でも注目「また盗む?」「日本のおかげで…」

Record China    2021年10月7日(木) 19時20分

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7日、韓国・KBSが「日本でシャインマスカットに続く新たな高級ぶどう品種が開発された」と伝え、注目を集めている。写真はクイーンルージュ。

2021年10月7日、韓国・KBSが「日本でシャインマスカットに続く新たな高級ぶどう品種が開発された」と伝え、注目を集めている。

長野県果樹試験場で開発された赤ぶどう「クイーンルージュ」は、ユニコーン(ロシア産赤ぶどう)とシャインマスカットを掛け合わせて作られた。2008年に開発が始まり、約10年にわたる試行錯誤の末に今年初出荷となった。

「クイーンルージュ」はシャインマスカットと同じく種なしで皮ごと食べられ、糖度はさらに高いという。

このニュースに韓国のネットユーザーは「シャインマスカットより甘いなんて、どんな味が気になる」「赤いシャインマスカットってこと?これは絶対食べなくちゃ」など興味津々の様子を見せている。

また日韓の間では、シャインマスカットをめぐって論争が起きている。シャインマスカットは日本で1988年に開発された品種だが、韓国では「国内産」としてロイヤルティーなく販売され、海外輸出も好調。そのため日本では「韓国がシャインマスカットを盗んだ」との主張も出たが、開発当時に韓国で品種登録がされなかったため違法ではないという。韓国では「ハチミツサツマイモ」として出回っている日本のサツマイモ品種「紅はるか」も、シャインマスカットと同様の状況にあるとされている。

そのため「クイーンルージュ」に対しても「シャインマスカットを盗んできた農民たちがまた狙っているだろう」「また誰かが朝鮮半島に持ち込み、さらに良いものに2次改良するのでは?」と疑う声や、「日本のおかげで韓国はおいしい米、いちご、りんご、ぶどうが食べられている。ロイヤルティーを払わずに。感謝するべきだ」との声も寄せられている。

反対に「甘ければいいというものではない。日本のものを盗む考えはやめて、韓国独自の果物を開発しよう」と訴える声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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