1-8月の自動車製造業の利益総額5.5%増―中国

人民網日本語版    2021年10月2日(土) 10時30分

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中国の1-8月の自動車製造業の利益総額は5.5%増となった。写真は上海。

中国国家統計局が28日に発表したデータによると、今年1-8月には、全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の利益総額が前年同期比49.5%増(比較可能なデータで計算)、2019年1-8月期比42.9%増、2年間(2019年と2020年)の平均で19.5%増の5兆6051億4000万元に上った。中国放送網が伝えた。

詳しく見ると、1-8月には41の工業大分類のうち、37業界で利益が前年同期より増加し、赤字から黒字に転換した業界は1つ、前期から横ばいだった業界は1つ、利益が減少した業界は2つだった。このうち自動車製造業は1-8月の売上高が5兆5227億8000万元、利益総額は同5.5%増の3438億3000万元だった。

同局工業統計司の朱虹(ジュウ・ホン)シニア統計家は、「新型コロナウイルス感染症の散発的な発生、洪水災害による打撃、比較の対象となる前年同期の基数の高さなどの影響を受けながらも、8月は一定規模以上の工業企業の利益が安定した成長傾向を保ち、企業の経営状況は引き続き好転した。注意しなければならないのは、一部地域で散発的な感染が見られること、コモディティー商品の価格が全体として高止まりしていること、国際物流コストが高騰していること、チップ不足などの問題が企業のコストを引き続き押し上げていることなどにより、企業の利益が持続的に安定して回復するには多くの挑戦に直面しなければならないことだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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