韓国ドラマ「イカゲーム」のパロディー「文在寅ゲーム」が登場!?=韓国ネット「鳥肌が立った」

Record China    2021年9月30日(木) 7時20分

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27日、韓国・MBNによると、世界中で人気を博しているネットフリックスの韓国ドラマ「イカゲーム」の政界パロディー版が注目を集めている。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookより)。

2021年9月27日、韓国・MBNによると、世界中で人気を博しているネットフリックスの韓国ドラマイカゲーム」の政界パロディー版が注目を集めている。

記事によると、韓国では最近、野党「国民の力」の郭尚道(クァク・サンド)議員の息子が退職時に50億ウォン(約4億7000万円)もの退職金を受け取った問題を「イカゲーム」になぞらえて皮肉ったポスター「50億ウォンゲーム」がネット上の掲示板で話題となった。そしてこれに続き、今度は「文在寅(ムン・ジェイン大統領)ゲーム」のポスターが登場したという。

ポスターには緑の体操着を来た文大統領と「文在寅ゲーム」の文字が書かれている。さらに、このゲームのルールとして「1つ目のゲームは不動産税の増税です。持ち堪えられなかった多住宅者(複数の住宅を保有する人)は脱落です」「2つ目のゲームは住宅価格の上昇です。持ち堪えられなかった無住宅者(住宅を所有していない人)は脱落です」「3つ目のゲームは集会禁止・営業制限です。持ち堪えられなかった自営業者は脱落です」「4つ目のゲームは生活必需品の物価上昇です。持ち堪えられなかった庶民は脱落です」「5つ目のゲームは非正規職員の正社員化です。持ち堪えられなかった就活生は脱落です」と書かれている。

これについて記事は「文大統領の経済政策と不動産政策を批判する目的で作られたものとみられる」と説明している。

作成者は最後に「みんなまだ生きているか」と問いかけ、「ファイナルステージは(大統領選挙のある)来年3月に始まる」とつづっているという。

なお「イカゲーム」は、借金を背負う456人の参加者が高額賞金のかかったさまざまなサバイバルゲームに挑み、生き残りをかけて極限状態の中で戦う様子を描いたドラマ。

パロディーポスターを見た韓国のネットユーザーからは「これを作った人は天才」「世界が注目する大ヒットゲームだ」「鳥肌が立った」「こんなゲームはもう止めよう。みんな死んでしまうよ」「イカゲームを見ていない人でも文在寅ゲームは見ている」など肯定的な反応が多数寄せられている。

一方で「露骨すぎる」「大統領をからかうのは気分が悪い」「こんなことをしても国は良くならない」など不快感を示す声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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