「羊肉の串焼き」でも全国チャンピオンになれる!?―中国

人民網日本語版    2021年9月30日(木) 18時50分

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「中国料理人」の「羊肉の串焼き」部門のコンテストが行われた。

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全国農村振興職業スキルコンテストが開催されている新疆国際エキシビションセンターは27日、焼いた羊肉の香りに包まれていた。その香りにつられて会場に入ると、「中国料理人」の「羊肉の串焼き」部門のコンテストが行われており、参戦者が競うように羊肉の串刺しを焼いていた。新華社が伝えた。

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「羊肉の串焼き」部門の審査委員長を務めた夏金龍さんは、「全国的なスキルコンテストとしては、『羊肉の串焼き』部門が設置されたのはこれが初めて。これまでの『中国料理人』のコンテストは、八大菜系(山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理)がメインだった。この新たな部門は、コンテスト開催地の新疆ウイグル自治区のグルメの特色を際立たせるほか、今の若者の消費の新たなトレンドも反映している」と話す。

夏さんによると、コンテストは、「羊肉の串焼き」と「羊のロースト」の「規定の動作」と、それぞれの地域の羊肉料理の特徴を際立たせる「フリー動作」からなっている。参戦者らは4時間以内に完成させなければならない。

夏さんは、「羊肉は、赤身と脂身が混ざった部位を表面は香ばしく、中は柔らかく焼き上げるのがコツ。そうすると、香りが良く、ぱさぱさすることもなく、熱いうちに食べると、とてもおいしい。審査委員の評価の結果、最高得点をたたき出した料理人が、羊肉の串焼きの全国チャンピオンとなる」と話す。

同コンテスト開催に先立ち、中国の23省(区、市)で省級予選が開催され、合わせて6000人以上が参戦した。そして、最終的に予選を勝ち抜いた約640人が新疆ウイグル自治区に足を運び、全国農村振興職業スキルコンテストに参加している。

夏さんによると、「農家の戸籍を持つ人を対象に、各地で育成や選抜を行い、高いスキルを備えた人材を育成し、その人材を通してさらに多くの人がスキルを学ぶことができるようにすることができる。一定期間の訓練を通して、選手のスキルや文化的素養が向上し、コンテストを通して訓練、スキル向上を促進するという目的が果たされた」と強調した。 (提供/人民網日本語版・編集/KN)

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