中国各地で電力制限、ろうそくメーカー「注文が10倍以上急増」―中国メディア

Record China    2021年9月28日(火) 17時20分

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中国各地で電力需給逼迫などを理由とした停電や電力供給制限が行われていることに関連し、紅星新聞は28日、ろうそくメーカーの話として注文が10倍以上急増したと報じている。写真はろうそくを購入する人。

中国各地で電力需給逼迫(ひっぱく)などを理由とした停電や電力供給制限が行われていることに関連し、中国のニュースサイトの紅星新聞は28日、ろうそくメーカーの話として注文が10倍以上急増したと報じている。

記事は、東北三省(黒竜江省、吉林省、遼寧省)の住民の話として、「居住区も工場も事前通告なしに停電となった。その上、停電の長さも一定ではない」とし、現地ではろうそくを買いだめする現象が起きているとした。

そして、ろうそくメーカーの話として、「1週間のうちに注文数が数十倍に増え、在庫が空になった。注文のほとんどが東北三省からだ」と伝えている。

海外メディアの報道によると、中国の東北地方では23日から多くの都市で突発的な停電が発生している。江蘇、湖南、浙江、広東、雲南、山東などの各省でも多くの企業が停電による減産、生産停止を実施している。

各地で電力供給制限や生産停止が相次いでいる背景には、発電用石炭の不足や石炭価格の高騰に加えて、国家発展改革委員会が掲げた年間のエネルギー消耗度低下目標の達成が厳しい状況にあり、同委員会が各地方政府に対して効果的な措置を講じるよう要求したことなどがあるという。(翻訳・編集/柳川)

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