映画「THE CROSSING」発表会、長澤まさみが金城武をお年寄り扱い?―カンヌ映画祭

Record China    2014年5月19日(月) 12時52分

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17日(現地時間)、開催中の第67回カンヌ国際映画祭で、ジョン・ウーの最新作「THE CROSSINGの発表会が行われた。

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2014年5月17日(現地時間)、開催中の第67回カンヌ国際映画祭で、ジョン・ウー呉宇森)の最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)の発表会が行われた。騰訊が伝えた。

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映画「レッドクリフ」から5年ぶりの最新作「THE CROSSING」の発表会には、ジョン・ウー監督夫妻はじめ、俳優の金城武ホアン・シャオミン(黄暁明)、女優のチャン・ツィイー(章子怡)やソン・ヘギョ、長澤まさみらメーンキャストが勢揃いした。

「THE CROSSING」は、1949年に発生した中国の旅客船・太平輪号の沈没事故と、それにまつわる3組のカップルの愛情を描いたもの。このため、中国版『タイタニック』とも呼ばれている。

ジョン・ウー監督は「レッドクリフ」後、リンパ腫のため治療と休養を余儀なくされた。血液のがんであるこの病気が分かったのは、2012年のこと。「完璧な映画を1本も撮ることができず、このまま死ぬのは後悔するだろう」と当時、考えたことを明かしている。その後は治療の経過も良く、体調に自信が持てるようになったため、以前から撮りたいと思っていた「THE CROSSING」に着手。「勇気と愛をすべての観客に届けたい」と語っている。

日中台韓の人気スターが集まった同作で、ストーリーの中心となるのが3組のカップル。ホアン・シャオミン演じる国民党将校と韓国の女優ソン・ヘギョが演じる上海の富豪令嬢、金城武が演じる日本軍の台湾人軍医と長澤まさみの日本人女性、そしてトン・ダーウェイ([イ冬]大為)の通信兵とチャン・ツィイーが演じる中国人女性という取り合わせだ。

発表会では長澤まさみが恋人役の金城武について、「子供の頃から金城さんの演技をテレビで見ていた」と発言すると、会場からは大爆笑が。続く質問ではホアン・シャオミンやソン・ヘギョまでもが、「彼の映画を観て育った」と口を揃え、その場は笑いに包まれていた。(翻訳・編集/Mathilda

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