23日に「秋分」迎える、寒暖もほどよい季節に―中国メディア

人民網日本語版    2021年9月23日(木) 15時10分

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中国科学院紫金山天文台の計算によると、23日午前3時21分に二十四節気の16番目にあたる「秋分」を迎えた。

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中国科学院紫金山天文台の計算によると、23日午前3時21分(日本時間同4時21分)に二十四節気の16番目にあたる「秋分」を迎えた。太陽が黄径180度を通過し、昼と夜の長さが同じになる日で、寒暖もほどよい季節となる。秋の節気は6つあり「秋分」は4番目。「秋分」が過ぎると、「秋」も半分が過ぎたことになる。

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中国科学院紫金山天文台で科学知識普及を担当する王科超(ワン・カーチャオ)氏によると、二十四節気のうち、「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」が四季の始まりを告げる。秋は「立秋」で始まり、「立冬」の日に終わる。秋の節気は「立秋」、「処暑」、「白露」、「秋分」、「寒露」、「霜降」の6つがあり、秋分は4番目となる。

「秋分」は、中国で古代に最も早くから決まっていた節気の一つだ。王氏によると、節気もグレゴリオ暦も、太陽の年周運動に合わせられている。そのため、二十四節気はグレゴリオ暦の日付ともほぼ対応しており、21世紀の秋分は全て北京時間の9月23日、または9月22日となっている。

王氏は、「二十四節気のグレゴリオ暦上の日付の移り変わりは非常に規則正しい。2008年から2096年まで、閏年の秋分は全て9月22日。さらに、各閏年の秋分を迎える時刻は、前の閏年の秋分を迎えた時刻よりも早い。その期間、閏年になるたびに、秋分を迎える時間が1896年以降で最も早くなっていくと言うこともできる」と説明する。

今年は秋分に「中国農民豊作節」が行われるようになって4年目にあたる。収穫の時期を迎えると、田んぼや畑には黄金色に色づいた作物が広がり、農村は稲や穀物の香りが漂い、家には収穫された作物が積み上げられる。そのような景色を目にすると、心は和やかな気持ちになり、喜びで満たされる。

「秋分」は、「いつ、どこにいても、収穫のために歩むどの一歩も裏切られることはない」という、大地に根差した道理を伝えてくれている。

【秋の健康アドバイス】

「秋分」の頃になると、朝晩の気温差が大きくなるため、それに合わせて暖かい服装をすることが必要となる。

食事の面では、レンコンやシログワイ、シロキクラゲ、ユリ根、リンゴ、ナシ、サンザシなど、栄養価が高く、乾燥を潤す食品を多く摂ると良い。

その他、散歩やジョギング、登山など、気軽に楽しくできる運動をよくすると良い。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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