不買運動など関係なし?ユニクロのコラボアウターに韓国で「品切れ確実」の予想

Record China    2021年9月17日(金) 19時40分

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ユニクロが来月発売予定のコラボレーション商品に、韓国の消費者から注目が集まっている。写真はユニクロのダウンジャケット。

ユニクロが来月発売予定のコラボレーション商品に、韓国の消費者から注目が集まっている。16日、韓国メディア・韓国経済が伝えた。

記事によると、ユニクロは10月15日から、日本のデザイナーズブランド「White Mountaineering」とコラボレーションしたアウター商品を韓国で発売する。「White Mountaineering」が通常販売するダウンジャケットの価格は300万ウォン(約28万円)台で、春・秋用ジャケットは200万ウォン(約18万7000円)台。高価なブランドだが、低価格を売りにするユニクロとのコラボレーションにより、ダウンジャケットは10万ウォン(約9300円)台、ジャケットは5万ウォン(約4700円)台、フリースジャケットは3万ウォン(約2800円)台で販売される予定だという。

このニュースが報じられると、韓国のファッション関連のオンラインコミュニティーには「実物を見なければ分からないが、低価格でWhite Mountaineeringのスタイルを試せるのは魅力」「写真で見る限りすごくいいデザイン。これは必ず買わなくては」などの好意的なコメントが続出した。記事は「発売前から消費者の反応がいい場合、日本製品の不買運動が継続中でも『品切れ騒動』が起きる可能性がある」とし、20年11月にユニクロが「+J(プラスジェイ)」コレクションを発売した際も、オン・オフラインで品切れが発生し、店舗の前に長蛇の列ができたことを伝えている。

19年7月に始まった日本製品の不買運動により、ユニクロの韓国市場における売上高は急落。新型コロナウイルスの影響も反映され、20年度(19年9月1日~20年8月31日)の売上高は6297億ウォン(約588億円)と、前年同時期(1兆3781億ウォン、約1288億円)の半分以下に落ち込んだ。しかし最近は実店舗の縮小やコスト削減などが功を奏し、21年3~5月期には黒字転換したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「文大統領よりもユニクロが10倍好き!」「3時間で売り切れるとみた」「ユニクロの商品はすばらしい。不買運動をするなら中国製品からすべきでは?」「韓国ブランドの品質がユニクロに及ばないのは事実。努力して追い付いて」「むしろこの記事で知らない人にまで宣伝してしまったね」「不買運動はしたい人だけがすればいい。そのせいでコンビニから日本のビールが消えて腹が立つ」など、ユニクロに対する好意的な意見や不買運動を批判する声が多く寄せられている。

一方では、「300万ウォンの商品を10万ウォンで売るのではなく、300万ウォンのブランドのデザインを10万ウォンの素材で作って売るってことでしょ」「ユニクロのエアリズムやヒートテックの品質は認めるけど、慰安婦女性を侮辱するCMを見て以来買っていない」など、冷ややかなコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

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