「創造営2021」出場の男性アイドル歌手、空港で「女っぽい男」とののしられる

Record China    2021年9月15日(水) 17時50分

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中国の男性アイドル歌手ガン・ワンシンが通行人から「娘炮」と罵倒される映像が議論を呼んでいる。

中国の男性アイドル歌手ガン・ワンシン(甘望星)が通行人から「娘炮」と罵倒される映像が議論を呼んでいる。中国メディアの観察者網が14日付で伝えた。

2000年生まれのガン・ワンシンは学生時代に全国大会の陸上4×400メートルリレーでチャンピオンになった経験を持つ。今年、人気オーディション番組「創造営2021」に出場し、グループでのデビューはならなかったが現在は重慶市のメディア会社と契約。バラエティー番組などに出演しているという。

問題の映像では、マスクをしてかばんを背負ったガン・ワンシンが空港で歩いていたところ、近くにいた男性が「娘炮」と繰り返し叫ぶ様子が映っている。「娘炮」はブロマンス作品などで近年注目を集めた「女性っぽい男性」を表す言葉。中国当局はこのほど発表した「通知」で、この「娘炮」を「奇形的な美意識である」として「断固根絶」を指示している。

男性の行動に対して「本当のことだ」「良薬は口に苦けれども病に利あり、忠言は耳に逆らえども行いに利あり。改めればよし」などと支持する声がある一方、「ずいぶんとマナーの良い通行人だ」「彼は体育会系だ」「自分より端正な顔立ちの人全員に『娘炮』と叫んでいるのだろう」などと批判的な声も上がったという。

中国の官製メディアでは「娘炮」との比較として「男らしさ」が繰り返し強調されたことで、日常生活の中で「娘炮」だと罵倒された人が相次いでSNSで窮状を訴えている。こうした議論の中で、男性のイメージは「娘炮」か「男らしい」かの2択になってしまっていると記事は指摘する。

また、ネット上では「娘炮」の定義とは何なのかとの疑問の声も上がっており、「色白で透明感があり、少し身なりを整えていたら『娘炮』なのか?」「ピンクのシャツを着ていたら『娘炮』なのか?」「太れば『娘炮』でなくなるのか?」などの意見も。中には「芸能人が批判されるのは実力と与えられる名誉や金銭が見合っていないから。仕事をきっちりしていれば多様な美意識を認めてもいいのではないか」との声も出ているという。(翻訳・編集/北田

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