韓国の病院、ものもらいの治療に来た小学生に誤ってコロナワクチンを接種=韓国ネット「本人確認は?」

Record China    2021年9月14日(火) 23時20分

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14日、韓国・ソウル新聞は、韓国でものもらいの治療に来た小学生に新型コロナワクチンを誤って接種する事件が起きたと報じた。資料写真。

2021年9月14日、韓国・ソウル新聞は、韓国でものもらいの治療に来た小学生に新型コロナワクチンを誤って接種する事件が起きたと報じた。韓国内で、まだ小学生は新型コロナワクチンの接種対象になっていない。

記事によると13日、全羅北道全州市徳津区にある小児科の医療スタッフが、病院に来ていた11歳の少年にファイザーの新型コロナワクチンを誤って接種した。少年はものもらいの治療のために母親と一緒に病院を訪れたが、接種当時、少年の母親はトイレのため短時間席を外していたという。

少年は医療スタッフが接種対象者を呼んだ際に、自分のことだと思い接種室に入ってしまったとのこと。病院側は「体格が大きく小学生だとは思わなかった」とし、医療スタッフのミスを認めている。現在のところ少年に目立つ副反応はなく、自宅で安静に過ごしているという。

現在、11歳以下の子どもに新型コロナワクチンの接種を認めているのはイスラエルのみで、基礎疾患がある場合に限り、5~11歳の子どもにも接種を実施している。米国は10月ごろにファイザーワクチンの接種対象を5~11歳に引き下げると予想されるが、英国では2回目の接種時の副反応のリスクが感染して入院する可能性よりも高いという理由から、12~17歳の場合も接種は1回のみ認める意向だという。

今回の事件を受け全羅北道の保健当局は、「誰が見ても11歳と(接種対象である)19歳は区別できるはずなのに、なぜ医療スタッフがこのようなミスをしたのか理解できない」とし、「接種時には何度も接種者を確認するよう、マニュアルの順守を病院に徹底させる」と述べているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「あきれて言葉が出ない」「入ってすぐに名前や住民番号などで本人確認をするのが基本では?」「体格が大きいってどんなレベル?大人と見分けがつかないわけないでしょ。くだらない言い訳だね」「明らかになっていないだけで、こういう医療ミスは多々あると思う」「とにかくこの小学生に問題が起きませんように」など、怒りの声が相次いでいる。

一方では「最近はマスクをしてるから、体格が大きいと気付かない可能性もある」「呼ばれたと勘違いして行った本人も悪い」「体が大きいからワクチンを打っても異常がなかったのかも。人より先に打てたと喜んでおけばいい」など、病院側を擁護するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

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