植物多様性の保護、移植による保護と現地での保護はどう行うべき?―中国メディア

人民網日本語版    2021年9月19日(日) 5時0分

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私たちの毎日の生活は植物と密接に関連している。植物資源は、人類が生存し、発展するための基盤になっている。

私たちの毎日の生活は植物と密接に関連している。植物資源は、人類が生存し、発展するための基盤になっている。人民網が伝えた。

中国科学院華南植物園の任海(レン・ハイ)主任によると、中国は現在「国家公園+自然保護区+自然公園」生物多様性現地保護ネットワークを構築しており、中国の陸地生態系類型の90%、野生動物個体群類型の85%、高等植物群類型の65%、全国の天然林の20%、天然湿地の50%、典型的砂漠エリアの30%を効果的に保護している。また、35の生物多様性保護優先区も設置した。

任氏は、「移植による保護では、中国はすでに195の植物園(樹木園)を建設し、約2万3000種の高等植物を収集・保存しており、その数は種全体の65%を占めている。農作物遺伝資源バンクには、約50万点の資源を集めている。植物の移植による保護は植物の遺伝資源を保護するだけでなく、科学研究、知識普及、エコツーリズム、資源開発・利用と共に緊密に協力し、共に取り組む必要がある」と述べた。

任氏はさらに、「重要エリアでの自然保護区の設立は、植物及びその遺伝多様性の保護に対して重要な役割を果たし、効果も上がっている」と述べ、重要エリアの植物保護効果を高めるため、次の3つの取り組みを強化する必要があると強調した。(1)希少植物の空間分布に基づき保護地の配置を調整し、各植物群の保護の空白を埋める。(2)自然保護地の希少植物への保護責任及び技術手段を明確にし、これを広める。(3)自然保護地の植物に対する違法収集への法執行の権限を強化する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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