金正恩氏と腕組みする「ピンクレディー」、その正体とは?=韓国ネット「この人だったのか!」

Record China    2021年9月13日(月) 11時20分

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10日、韓国・毎日経済は「北朝鮮が軍事パレードを行なった中、ピンクの韓服を着た女性が金正恩国務委員長の肩に手を乗せ耳に口を寄せて話をするなど親しげな様子を見せたことが話題になっている」と伝えた。

2021年9月10日、韓国・毎日経済は「北朝鮮が建国73周年を祝う閲兵式(軍事パレード)を9日に行なった中、ピンクの韓服(チマチョゴリ)を着た女性が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の肩に手を乗せ耳に口を寄せて話をするなど親しげな様子を見せたことが話題になっている」と伝えた。

記事によると、このピンクのチョゴリを着た「ピンクレディー」は朝鮮中央テレビの李春姫(リ・チュンヒ)アナウンサーで、今年78歳という高齢ながら説得力のある声でこの日の進行を務めた。金委員長が李雪主(リ・ソルジュ)氏と共に故金日成(キム・イルソン)主席らの遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝した際にも、金委員長の右側に立ち腕を組んで記念写真に収まっている。

李アナウンサーは2018年12月に引退を宣言したが、現在も北朝鮮の重要行事には欠かさず登場している。これは、故金正日(キム・ジョンイル)総書記が生前に最も親しくしていたアナウンサーとして知られているためだろうと、記事は伝えている。

江原(カンウォン)道の貧しい家庭に生まれた李アナウンサーは、平壌演劇映画大学俳優科を卒業後、1971年に朝鮮中央テレビのアナウンサーに起用された。その後、50年間にわたり北朝鮮の重要なニュースを伝える「北朝鮮政権の口」として活躍してきた。北朝鮮のアナウンサーの定年は本来、男性60歳、女性55歳と伝えられるが、李アナウンサーはその実力を認められ、現在も現役を務めているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「この人だったのか!ぞっとする声だよ、聞きたくない」「韓国にいたら餅屋さんや韓服屋さんの経営が似合いそう」などの声が上がっている。

その他「写真の感じが1970年代の韓国のよう」「こんなふうに集まってるけど、新型コロナの感染者が1人もいない(と北朝鮮は主張している)なんておかしい」「ある意味(金正恩氏は)この世で一番幸せな人かもしれないな」などの声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

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