タリバンは現地時間6日、アフガニスタンの首都カブールのメディアセンターで記者会見を行いました。タリバンのムジャヒド報道官は会見で、パンジシール州が制圧されたことでアフガン国内での戦争は終結したと発表しました。

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新政府樹立の状況と最新の計画について、ムジャヒド報道官は、「より良い調整と最適化のために今後、『暫定政府』が樹立される」と紹介したうえで、新政府は包括的なイスラム政府となることを再度説明しました。また、前政府軍の元将校や兵士など、訓練を受けた人材が軍隊に戻って国に奉仕することを認めるとの考えを示しました。

中国との将来的な関係と協力の可能性については、「中国は重要な大国であり、タリバンは将来的にアフガニスタンと中国が経済や貿易面、水利・電力・天然ガスパイプラインなどのインフラ整備など、さまざまな具体的なプロジェクトにおいて協力を展開することを望んでいる。だが、まずはアフガニスタン国内の平和と安全を実現させなければならない」との考えを示しました。ムジャヒド報道官はさらに、「タリバンは、アフガニスタンが世界のすべての国と友好関係を築くことを望んでおり、アフガニスタンの経済が良好な発展の道をたどることを願っている」と述べました。（提供/CRI）