東京五輪・パラリンピックは世界に何を残したのか―華字メディア

Record China    2021年9月9日(木) 8時20分

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6日、日本華僑報は、「東京五輪・パラリンピック」の成功が世界に残したものについて論じた評論記事を掲載した。

2021年9月6日、日本華僑報は、「東京五輪・パラリンピック」の成功が世界に残したものについて論じた評論記事を掲載した。以下はその概要。

5日午後8時に東京パラリンピックの閉会式が華々しく行われ、新型コロナの中で1年延期されて開かれた「東京2020」は円満にピリオドを打った。今年の夏に東京で起きた出来事は必ずや人類の歴史の1ページに色濃く記されるだろう。そして、大会が残した三つの歴史的功績も後世に語り継がれるはずである。

まず、東京五輪・パラの成功は全人類に大きな貢献をもたらした。昨年から始まった新型コロナ流行は世界各国に大きな災難をもたらし、日本国内も社会、経済にさまざまな危機が到来した。しかし、困難の中でも五輪・パラを中止せず、延期開催の道を選び最後までやり終えた。日本が望んだ「金のなる木」にはならず、日本の国力を大きく消耗させることになったが、日本は決して畏縮することはなかった。国際社会は日本の努力を評価すべきである。

次に、五輪・パラの成功は困難に直面した全人類が一致協力して困難を打ち破る象徴となった。大会の順調な開催には日本の努力が欠かせなかったと同時に、国際社会の一致協力も必要だった。世界各国が自らの困難を乗り越えてアスリートの東京への派遣を実現したことで、人類の一大イベントがコロナのために消失することを防いだのだ。

そして、五輪・パラの成功は、人類が最後はコロナに打ち勝つという合図を打ち鳴らした。世界的にデルタ株が猛威を振るう中での開催、成功により、人類が正常な生活を取り戻す為の「反撃戦」が始まったことを示すのろしがすでに上げられたことを多くの人に感じさせた。ワクチン接種や関連研究もどんどん進んでいる。秋に入って、人類はコロナとの戦いでより大きな転機を迎えることになるだろう。

2021年の東京の夏は終わりを迎えた。その成功経験は必ずや半年後にやってくる2022年北京冬季五輪・パラのアシストになるはずだ。(翻訳・編集/川尻

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