習近平国家主席は3日、招きに応じて、ロシアのウラジオストクで開催中の国際会議「第6回東方経済フォーラム（EEF）」の開幕式にオンラインで出席し、演説を行いました。

習主席は、「いま、世界の構造は大きな変革を迎えている。新型コロナの撲滅は成果が安定せず、世界経済の回復も困難に満ちている。一方で、北東アジア地域の協力は、試練に直面しながらも多くの重要なチャンスに恵まれた。各側は自国の実情に基づき、世界に目を向け、他国と手を携えて困難を乗り越え、共同発展を図るべきだ」と述べました。

習主席はまた、「今年は中国共産党が成立100周年を迎え、われわれは社会主義現代化国家を全面的に構築するという新たな旅に出発している。各国と共に、真の意味での多国間主義を擁護し、信頼と協調を築き上げ、協力してウィンウィンを目指し、人類運命共同体の構築の推進という目標に向かってまい進していきたい」との姿勢を示しました。（提供/CRI）