韓国代表エースのイラク批判、韓国のメディアやネットユーザーからは「同意できない」との声多く

Record China    2021年9月3日(金) 15時20分

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3日、サッカーイラク代表の「時間稼ぎ」を批判した韓国代表エース、孫興民の発言が注目を集めている。写真は孫興民。

2021年9月3日、サッカーイラク代表の「時間稼ぎ」を批判した韓国代表エース、孫興民(ソン・フンミン)の発言が注目を集めている。

2日にソウルワールドカップスタジアムで行われたカタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦で、韓国はイラクと対戦。序盤から圧倒的にボールを支配し攻め込むもイラクの守備を崩せず、スコアは0-0で韓国にとっては痛恨の引き分けとなった。

試合後、孫は「この結果は受け入れ難い」とした上で「ゴールを入れられなかったのは僕たちのミスだが、相手が時間稼ぎをしたことは、いちサッカーファンとして残念だ。これではサッカーの発展はない」と批判した。

この発言について、韓国のネット上には賛否の声が上がった。「イラクはマナーが悪かった」「自分たちをメッシだと勘違いしているようだった。ボール持ちすぎ」など批判の声がある一方、「孫興民はイライラをどこかにぶつけたかったんだろうね。正直、ひどい時間稼ぎはなかった」「発展していないのは韓国サッカーのほうだ」「監督が孫興民を生かしきれなかっただけ」「孫興民がどれだけチャンスを逃したか…」など韓国側のミスを指摘する声数多く見られた。

韓国のメディアからは孫の意見に「同意できない」との指摘が続々と出ている。

スポーツ韓国の記事は「これまでに韓国が経験してきた中東の時間稼ぎサッカーと比べると、今回の試合は時間稼ぎの『じ』の字もなかった」と指摘している。また「ホーム、格下の相手という有利な状況で得点ができず、韓国の選手らは焦っていた。試合終盤にはイラクのプレーが消極的になり、韓国の選手がいら立ちをあらわにする場面も見られた」としつつも、「イラクがあからさまに時間稼ぎをしたとは言い難く、イラクは正常、常識的な範囲でサッカーをした」と主張。「シュート数は少なかったがシュートにつながるチャンスもなく、ディフェンスラインを極端に下げて守備を固めてもいなかった」と説明している。

今回の孫の発言については、イラク代表のディック・アドフォカート監督も「根拠がない」「孫興民は素晴らしい選手だが、この発言には同意できない」と反論している。(翻訳・編集/堂本

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