全面封殺でも生活に影響なし、女優ヴィッキー・チャオ夫妻のばく大な資産が注目の的に

anomado    2021年9月3日(金) 12時0分

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全面的な封殺に追い込まれたと話題になっている中国の女優ヴィッキー・チャオについて、夫婦で所有する不動産物件など潤沢な資産が再び注目されている。

全面的な封殺に追い込まれたと話題になっている中国の女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)について、夫婦で所有する不動産物件など潤沢な資産が再び注目されている。

先月26日、ヴィッキー・チャオの出演作品が動画配信サービスから一斉に姿を消したことで、全面的な封殺に突入したと話題に。中国当局による「問題のある芸能人」リスト入りがささやかれる中、封殺の理由についてはアリババ・グループ創業者のジャック・マー馬雲)氏との関係などが取り沙汰されている。

実業家の黄有龍(ホアン・ヨウロン)氏と2008年に結婚後、投資家としても活発に活動し、「投資家女優」「女性版ウォーレン・バフェット」とも呼ばれたヴィッキー・チャオだが、夫妻が所有する資産について分かっている部分だけでも、ばく大な数字に上ると台湾メディアが報道している。

香港に少なくとも4つの物件を所有するとされる夫妻だが、ほとんどが12年前後に入手したもの。設立したオフショア法人の名義で購入しており、上環 (ションワン)に所有していた豪邸は17年に手放した際、1000万香港ドル(約1億4000万円)を超える利益を得たとされる。

シンガポールでは高級住宅地アードモアパークに4つの物件を所有。これとは別に20年9月には、1億3800万元(約23億5000万円)で高級マンションを購入している。北京の住居について購入価格は不明だが、内装工事だけで約4000万元(約6億8000万円)だったと報じられている。

夫妻が仏ボルドー地方にワイナリー「シャトー・モンロ」を所有していることは有名で、14年には中国のテレビ番組でその内部を公開。17年にも中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でワインの製造過程を公開していた。台湾メディアによると11年から所有する「シャトー・モンロ」の購入価格は400万ユーロ(約5億3000万円)前後だが、それ以外に少なくとも同レベルのワイナリーを3つ所有しているという。

なお、夫の黄有龍氏は17年4月の時点で、中国や香港に27の持ち株会社を所有。ここにはケイマン諸島など租税回避地(タックスヘイブン)での設立会社は含まれていない。全面的な封殺がささやかれるヴィッキー・チャオだが、もし女優業を失ったとしても、今後の暮らしについては何の不安もないと報じられている。(Mathilda

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