旭日旗素材の販売を中止させた韓国の女子高生「今の自分があるのは先祖のおかげ」=韓国ネットには疑問の声も

Record China    2021年9月3日(金) 12時40分

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1日、韓国メディア・韓国経済は、「旭日旗」素材のオンライン販売を中止させた韓国の女子高生にインタビューを行った。

2021年9月1日、韓国メディア・韓国経済は、「旭日旗」素材のオンライン販売を中止させた韓国の女子高生にインタビューを行った。

記事によると、江原道(カンウォンド)の高校に通う1年生のチョン・ガヨンさんは最近、豪州に本社を置き世界に1000万人を超える会員を持つオンラインプラットフォーム「Envato」に抗議のメールを送り、旭日旗の販売を中止させた。チョンさんは時代劇ジャンルの映画やドラマをきっかけに歴史に関心を抱くようになったという。

今年7月、Envatoを閲覧していたチョンさんは偶然、旭日旗の含まれたストック・フッテージ(撮影済みの編集されていない映像)が販売されているのを発見した。普段から旭日旗の使用を問題視していたことから、すぐに問い合わせページで「旭日旗は第2次世界大戦と戦争犯罪を象徴する旗であり、ナチスのハーケンクロイツのような性格を帯びている」と説明し、販売中止を求めるメールを英語で送信した。これを受け、Envato側は「意見を受け入れる」と返信し、旭日旗関連ソースは削除されたという。

インタビューに対し、チョンさんは「日本植民地時代に関する歴史の授業を受け先祖の苦労を知ったことが、抗議メールを送る直接的なきっかけだった」とし、「今学校に通い、友達とおいしいものを食べて遊べるのも全て、その時代に独立に向け戦った先祖のおかげだと思う」と話した。

旭日期の販売中止をきっかけにチョンさんは「サイバー外交使節団」と呼ばれる市民団体VANKのメンバーに加入。「今後も歴史と関連したさまざまな活動ができることがうれしい」と笑顔で答えたという。

今後の進路についてはまだ考え中だというが、「韓国に対する誇りを世界に伝えたいという気持ちは揺るがない」と話したという。

これを見た韓国のネット上では「大学教授や国会議員よりよっぽどいい」「この子の将来が楽しみだ」と称賛の声が上がっている。

一方で「旭日旗の記念品やデザインのグッズ販売ならともかく、記事などの写真資料として使えるストック・フッテージまで販売中止しろというのはどうなのか。もう少し慎重になるべき」「旭日旗をあがめる内容でもないし、ドラマや映画にも使えるソース。なんならこの記事にも掲載されてる。これも削除しろって?」など疑問の声も目立ち、「このままだと放射線模様のデザイン全てに販売中止を求めそうな勢い」「まだ若いのに、どうしてこんな残念な反日意識を持ってしまったのだろう」と警鐘を鳴らすコメントや、「なんで中国と北朝鮮には何も言えないのかな」と指摘するコメントも見られる。

その他「旭日旗を批判する前に、どのように旭日旗が韓国の地に掲げられるようになったのか勉強すべき」「第2次世界大戦の終戦後、米国は旭日旗をはじめ全ての旗の使用を禁止したが、1954年の自衛隊創設と共に旭日旗の使用を許可した。これは戦争の当事者である勝戦国と敗戦国間の問題であり、韓国が口を挟めるものではない」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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