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中国で規制強化、「ブロマンス作品」の今後はどうなる?

anomado    2021年9月2日(木) 21時40分

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中国のニュースサイト・観察者網に1日、中国で物議を醸しているブロマンス作品の今後について分析した記事が掲載された。

中国のニュースサイト・観察者網に1日、中国で物議を醸しているブロマンス作品の今後について分析した記事が掲載された。

ブロマンスとは“Brother”と“Romance”を掛け合わせた造語で、男性同士の近しい関係を表す。中国では近年、主にボーイズラブの文学作品を映像化したドラマなどが大流行しており、「陳情令」や「山河令」といった作品が爆発的なヒットを記録した。ところが先日、中国共産党中央委員会傘下の中国紙がブロマンス作品の広がりを問題視する記事を掲載、市場は一気に先行きが不透明になった。

記事は、ブロマンス作品市場の現状について「(各方面が)非常に躊躇(ちゅうちょ)している」と指摘。大手動画配信サイトのYOUKU(優酷)が「山河令」を削除したり、再アップしたりを繰り返したことからもそれがよく分かり、ブロマンス作品の現状を反映していると評した。

その上で、ブロマンス人気が引き起こした問題点として、さまざまな層の対立を挙げる。

まずは原作ファンとドラマファンの対立。「政策上のレッドラインにより、ドラマは原作を完全に再現することはできないが、改変の線引きがきちんとできていないと原作ファンの怒りを買うことになる」とし、「例えば『陳情令』の初期には女性の出演が増えたことが原作ファンの不評を買った。『張公案』はタイトルと登場人物の名前を当てはめただけでストーリーを一変させ、原作ファンとドラマファンの衝突を引き越した」と説明した。

続いて、「カップル(CP)ファン」と「個人ファン」の対立。記事は近年のブロマンスヒット作では、「主人公2人のうちのどちらかが必ずスキャンダルに見舞われるという呪縛(じゅばく)がある」と指摘。シャオ・ジャン(肖戦)のファントラブル、チュー・イーロン朱一龍)の隠し子騒動、チャン・ジャーハン張哲瀚)の靖国騒動を挙げ、これらは全く性質が異なるように見えるもののそこには共通点が見えるとした。

そして、シャオ・ジャンの騒動は明らかな「カップルファン」と「個人ファン」の対立だったが、チュー・イーロン、チャン・ジャーハンのスキャンダルの直接的な原因も「カップルファン」と関係していると指摘。「チャン・ジャーハンの騒動も実はチュー・イーロンと同じく隠し子のうわさから始まった。異なったのは、チュー・イーロンは事務所を通じて否定するという冷静な方法で対処したのに対し、チャン・ジャーハンはアカウントの告発や起訴準備などより強硬な姿勢を示したこと。チュー・イーロンはあいまいな対応だとしてファンの流出を招いたものの事態は徐々に収束した。しかし、チャン・ジャーハンの強硬姿勢はファンの怒りを徹底的に呼び起こすことになり、ファンを抜けた人々から過去の黒歴史(靖国訪問)を暴かれ、封殺されるに至った」と説明した。

記事はさらに、マーケティングの問題点も指摘する。政策上のレッドラインによりドラマ化の過程で同性愛的な要素が抑えられてきたものの、マーケティングではそれがより露骨になっていたとし、「この野放図なマーケティングの結果、ファンはドラマよりも俳優を追いかける傾向が強くなった。カップル一体マーケティングはしばしばファンを狂わせていた」と批判。上述のブロマンス作品の「呪縛」もマーケティングの行き過ぎが招いた結果だとした。

また、「中国で同性の恋は主流ではなく、ブロマンスは比較的マイナーなサブカルチャーに属する。ボーイズラブはエッジの効いた価値観を示しており、その中で自己愛を形成することは害にならないが、大衆レベルで大々的に唱えるものとしては向いていない」「ほとんどの視聴者は若年層の女性で、こうした暗示を受け続ければその価値観にズレが生じる。男同士の愛こそが真の愛であり、男女の愛はただ血統をつなぐためという誤った考えが生まれ、主流の価値観に影響を与える可能性がある」と指摘。中国紙のブロマンス批判を支持した。

記事は「文化市場は多様であるべきであり、存在すること自体は合理的。どの文化の存在価値も否定したり、抹消したりすることがあってはならない」とする一方、「主流文化とサブカルチャーには明らかな違いがあるべき」とも指摘。ブロマンス作品がどれほど商業的価値を持っていたとしても主流になるべきではないとの見方を示した。

ブロマンス作品の今後については、「今のところ一部のドラマは撮影を終えているが、最近の情勢から短期間には放送開始は難しそうだ。将来的な政策の面でも、ブロマンス作品にはより厳しい制限と審査が行われるはず。放送開始の余地はあるが、これまでのように盛況になることはおそらく不可能だろう」と見通した。(翻訳・編集/北田

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