東京パラリンピック、中国人金メダリストの謙虚な姿が話題に―中国メディア

人民網日本語版    2021年8月31日(火) 22時50分

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表彰式で記念写真を撮影する際、金メダリストの盧冬がしゃがんで、車椅子に座っていた2位と3位の選手と頭の高さを合わせたシーンに、ネットユーザーからたくさんの「いいね!」が寄せられた。

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東京パラリンピック競泳女子50メートルバタフライS5クラスに出場した盧冬(ルー・ドン)が27日、39秒54の世界新記録で金メダルを獲得した。同じく中国の成姣(チョン・ジャオ)も銅メダルを獲得した。

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そして表彰式で記念写真を撮影する際、盧冬がしゃがんで、車椅子に座っていた2位と3位の選手と頭の高さを合わせたシーンに、ネットユーザーからたくさんの「いいね!」が寄せられた。

1991年に遼寧省で生まれた盧は、子供の頃に交通事故に遭い、両腕を失った。しかし、母親の励ましとサポートの下、足を使って勉強したり、生活することを学び、さらに、2004年からは水泳を習い始めた。

ロンドンパラリンピックでは100メートル背泳ぎS6クラスに出場して金メダルを獲得し、リオデジャネイロパラリンピックでも同種目で銀メダルを獲得した。そして、今回はバタフライに出場し、再び金メダルを獲得した。

普段の生活で、メイクアップやピアノ、書道、料理などを楽々こなし、水泳をするようになってさらにポジティブな性格になったという。

「人々が身体障害者を普通の人と見なすことを願っている。私たちは特別な人ではなく、食べるのも、遊ぶのも、はしゃぐのも、自虐ネタや冗談を言ったりするのも大好き。皆が私たちを普通の人と見てくれさえすれば、互いの間にある壁を打ち破ることができる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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