入学・新学期シーズンの中国、ECで人気になっている商品とは?―中国メディア

人民網日本語版    2021年8月31日(火) 13時0分

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中国各地の学生たちは数日後には入学・新学期を迎える。各大手ECプラットフォームは販促キャンペーンを次々と展開し、お得な価格で文房具や日用品を販売している。写真は南京の学校。

中国各地の学生たちは数日後には入学・新学期を迎える。これに先立ち、各大手ECプラットフォームは販促キャンペーンを次々と展開し、お得な価格で文房具や日用品を販売している。北京青年報が伝えた。

■自己管理を促すグッズや「新文房四宝」が新学期シーズンの人気商品に

息子の小学校入学まではまだ数日あるものの、陳璐さんはすでに「優秀な保護者」となるべき準備を整えており、微信(WeChat)に設けられたクラスのグループチャットが常に画面トップに表示されるように設定して、息子の健康状況を毎日報告しているほか、「論語」や「ファーブル昆虫記」、「イソップ寓話」、「ロビンソン・クルーソー」といった児童書の共同購入を積極的に行ったり、さらにはチェックリストノートを2セット買いそろえた。

「1冊は私用で、もう1冊は息子用。一緒に進歩したい」と話す陳さんは、「子供の成績を良くしようと思ったら、盲目的に塾に通わせるのではなく、子供に自覚を持たせ、自ら勉強する習慣や能力を身につけさせることが大切だと思う」と語る。

近年、インターネットを通じて、しなければならない事を先延ばししないよう「監督」するというのが新しい職業となり、人気となっているほか、チェックリストノートを含む自己管理を促すグッズがどんどん開発されている。そして、先延ばしグセを改めたり、新しい生活への不安などを解消したりするこうしたグッズが、「入学シーズン特需」を迎えている。

文房具業界に長年携わっているオンライン業者は、「自己管理ニーズが高まっており、その商品には単語帳や唐詩暗記、間違った問題の訂正用ノート、論文作成、PPT作成など、バラエティーに富むようになっている。そのため商品を毎年入れ替え、学習アイテムをアップグレードしている。自己管理を促し、優れた習慣を身につけることを目的とした電子学習タイマーやスケジュール張、単語帳などいろんな商品がある」と説明した。

さらに、教科書の内容の一部を暗記するのにとても便利で、効率よく暗記できる「アクリル板」が最近、人気の新学習アイテムとなっている。教科書の上にアクリル板を置き、マジックで暗記したい部分を塗りつぶすことができる。必要な部分を暗記できたら、黒く塗った部分を消して、また使うことができる。

一部の定番の文房具も効率良く使えるようアップグレードされている。例えば、電動式の鉛筆削りや消しゴムが登場している。EC大手・拼多多の統計によると、8月下旬以来、80後(1980年代生まれ)や90後(90年代生まれ)の保護者が最も多く検索している文房具は、文房四宝の「筆墨硯紙」ではなく、10後(2010年以降生まれ)にとっての「新文房四宝」である電動鉛筆削り、電動消しゴム、卓上クリーナー、座る姿勢矯正グッズだ。

■「ネットで購入して寮に送る」スタイルがトレンドに

以前は大学生と言えば入寮の際に大小さまざまなトランクやバッグを手にやって来るというのが一般的だったが、00後(2000年以降生まれ)の大学生が携帯してくる荷物はますます減る傾向にある。その理由は、必要なものを事前にネットショップで購入し、寮に到着してからそれを受け取るように手配しているからだ。

江蘇省南通市の家庭用繊維製品業者の孫祥飛(スン・シアンフェイ)さんは、「新学期シーズンが少しずつ当業界の繫忙期となっている。今年は1カ月前に、大学の寮でよく使われるベッドの仕切りカーテン10万セットを仕入れて備えた。8月や9月はもともと当業界のオフシーズンだったが、新学期シーズンを迎えた学生の需要がECプラットフォームに集中するようになっており、オンシーズンになった」と説明した。

孫さんが利用するOEMが生産するベッドの仕切りカーテンは、「寮の神器」と呼ばれており、購入者の8割以上が大学生という。その仕切りはもともと蚊帳としての機能しかなかったものの、アップグレードして蚊帳、遮光、収納の機能を備えているほか、子供の頃から自分の部屋で育った00後が、ルームメイトと同じ部屋で暮らすようになっても、プライベートな空間を確保できるようになっている。

ベッドの仕切りのほか、学生用のベッドマット、布団3点セット(掛け布団・敷き布団 ・枕)も、学生がECを通して購入し、届け先を学校の寮に指定している商品となっている。あるECプラットフォームのショップは、「ベッドのマットは大きいため、今の大学生は家からそれを持っていくことはほとんどなく、オンラインで購入している。当ショップでは1日にマットが5000枚売れており、繫忙期に突入している。3点セットの販売量も普段の4~5倍に増えている」と説明した。

また、入学しても「故郷の味」がすぐに恋しくなる若者にとって、新学期シーズンは故郷の特産品を確保する季節ともなっている。最近では、各地の果物が旬を迎えている。例えば、福建省の赤身のハニーポメロや陝西省の洛川リンゴ、四川省の蒲江キウイ、チュニジアザクロなどが大人気となっており、寮で絶対に食べたい果物となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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