文政権の法務次官にまた辞任の危機、過去半数が1年未満で辞任=韓国ネットには擁護の声も

Record China    2021年8月31日(火) 12時40分

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30日、韓国・ヘラルド経済は「文在寅政権発足後に任命された法務次官の半数が短命で辞任している」と伝えた。写真は姜法務次官。

2021年8月30日、韓国・ヘラルド経済は「文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後に任命された法務次官の半数が短命で辞任している」と伝えた。

韓国法務部の姜声国(カン・ソングク)次官は27日、屋外での会見中、背後で膝立ちをする法務部職員に傘を差させている様子がカメラに捉えられ、物議を醸した。姜次官は同日午後に「厳粛で効率的な会見が行われるよう全力を尽くす職員の隠れた努力を察することができなかった」「理由を問わず、国民の皆様におわびします」と謝罪したが、野党側から辞任を求める声が上がっている。大統領選挙への出馬を表明している各候補者の陣営も「上の立場の横暴」「文大統領は姜次官を即刻、更迭してもらいたい」「実のない謝罪文でうやむやにしようと思うな」とする論評を出しているという。

法務部の朴範界(パク・ボムゲ)長官は30日、取材陣に対し、姜次官の問題と関連し「法務部の儀典文化が国民の考えと合っていないところもあるようだ」「責任者として変化させようと考えていたところだった」とコメントしている。

姜次官は現在、就任2カ月目で、文政権では5代目の法務次官となる。文政権発足後に任命された法務次官のうち、姜次官を除くと半数が1年未満で辞任したという。4代目の李容九(イ・ヨング)氏はタクシー運転手暴行事件で検察の捜査を受けており、今年5月末、就任6カ月にして辞任。3代目の高基栄(コ・ギヨン)氏は昨年12月、当時検事総長だった尹錫悦(ユ・ソクヨル)氏の懲戒委員会招集と関連し、就任8カ月足らずで辞任している。姜次官の前の歴任者4人のうち2人が短命だったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「いっそのこと法務部をなくせばいいのに。長官も次官も無能で権威的」「文大統領に問題があるのでは?」などの声が上がっている。

一方で、今回の姜次官の件に関しては「記者たちが次官の秘書に画面に映らないようにしろと指示したそうなのに、次官に責任をなすりつけるメディア」「動画を見たら、記者が指示する声が全部聞こえたぞ」「メディアによるでっち上げじゃないか」「メディア法の制定が必要だ」などメディアの責任を追求する声が多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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