成都国際モーターショー、130以上の国内外ブランドが出展―中国

人民網日本語版    2021年8月26日(木) 18時0分

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第24回成都国際モーターショーが8月29日から9月7日まで行われる。中国内外の130以上の自動車ブランドが出展し、自動車1500台以上が展示される。写真は長城汽車のオフロードSUV「坦克500」。

第24回成都国際モーターショーが8月29日から9月7日まで、四川省成都市の中国西部国際博覧城で行われる。今回のテーマは「沸き立つ成都・楽しいドライブ」で、ドイツ、米国、フランス、日本、韓国、合弁、中国など中国内外の130以上の自動車ブランドが出展し、自動車1500台以上が展示される。中国新聞網が伝えた。

主催者側によると、2021年は第14次五カ年計画がスタートした年であり、中国自動車産業の次の5年間の発展の道を指し示す明かりの役割を担う年でもある。マクロ経済が安定して好転し、地方政府が同時に打ち出した複数の措置が末端のニーズを喚起して、細分化された各市場が全面的に花開く状況の中、2021年は自動車市場が全体として底を打って反転上昇する見込みだという。

昨年の前回に比べ、今回は規模が拡大し、発表される新車の数が増え、業界の枠を超えた協力が特に目を引く。主催者は、まもなく開幕する成都モーターショーは中国国内の自動車市場を押し上げる役割を果たすだろうとの見方を示す。

今年の成都モーターショーの会場では各種の人気自動車のお披露目が行われる予定だ。主催者は、「新型コロナウイルス感染症は自動車市場に一定の影響を与えたが、それにもかかわらず自動車メーカーのレベルアップ・アップデートの歩みは徐々に加速した。市場のフィードバックを見ると、新車の開発周期が従来の4年前後から1~3年に短縮され、モデルチェンジ周期も6~24カ月から4~15カ月に縮まった。車のモデルチェンジのペースの加速と新車発売後の持続的なアップデート・モデルチェンジのニーズが、自動車産業に市場発展の可能性を与えた」と強調した。

自動車産業が全面的にスマート化、電動化、コネクテッド化、シェアリング化へとモデル転換する背景の中、新エネルギー自動車が中心的な役割を発揮した。複数の政策による好材料に支えられて、中国の新エネ車産業はかつてない発展チャンスを迎えた。2021年上半期新エネ車市場は新製品の後押しを受けて高度成長を実現し、下半期の市場も勢いある成長傾向が続くとみられる。今回のモーターショーは新エネルギー関連の出展の割合がさらに増加して、過去最高を更新した。また、蔚来、高合、嵐図、威馬、零跑といった「自動車製造の新勢力」と従来の自動車メーカーの傘下にある新エネ車ブランドが初めて大規模に集結し、同じ土俵で技を競い合う場になる。

このほか今回はハイレベルフォーラムやサミットといった専門性の高いイベントも行われ、自動車の発展の未来について話し合うことになる。

第24回成都国際モーターショーは成都市人民政府と中国国際貿易促進委員会自動車産業分科会が共催し、漢諾威米蘭展覧(上海)有限公司、中国国際貿易促進委員会四川省委員会などが共同で開催を請け負う。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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