中国の医師の数が408万6000人に、世界最大の医療衛生サービス体系を下支え―中国メディア

人民網日本語版    2021年8月25日(水) 20時40分

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中国国家衛生健康委員会はこのほど、2020年末の時点で、中国の医師の数は408万6000人に達したことを明らかにした。

中国国家衛生健康委員会はこのほど、2020年末の時点で、中国の医師の数は408万6000人に達したことを明らかにした。内科、外科、婦人科、小児科など、医学の主な科全てをカバーしており、人口1000人当たりの医師数は2.9人に達した。医師チームのうち、学部以上の学歴所有者が59.5%、中級以上の技術職階の医師が45.8%を占めていた。2020年、中国全土の医療衛生機関で診療を受けた人の数は延べ77億4000万人で、中国の医師チームは世界最大の医療衛生サービス体系を下支えしている。人民日報海外版が伝えた。

たゆまぬ努力が功を奏し、中国は「HAQ(Healthcare Access and Quality)インデックス」のランキングで順位を最も上げた国となっている。国民の平均寿命は新中国成立初期の35.0歳から、2019年には77.3歳まで延びた。妊産婦の死亡率と乳児死亡率は1500(対10万人比)、約200‰から2020年には16.9(対10万人比)、5.4‰にまで改善した。国民の健康水準は全体的に中・高所得国の平均水準を上回っている。

医療サービスの新たなスタイルが広がり続けており、条件を満たす医師に対して、オンライン診療を展開するよう奨励され、国民が医療を便利に受けることができるようになっているほか、新型コロナウイルスとの闘いを支えている。

医師登録管理改革が全面的に実施され、情報化の手段が活用され、医師が1つだけでなく、複数の場所で医療行為ができるよう推進されている。また地域登録により、質の高い医師資源が周辺地域で十分に活用されるようになっており、国民は末端で質の高い医療を受け、公共衛生サービスを利用できるようになっている。現時点で、中国全土の複数の機関で勤務する医師の数は30万4000人に達し、うち、末端で勤務する医師が全体の40%以上を占めている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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