中国選手の金メダル剥がれ問題、組織委員会「剥がれたのはコーティング、品質に影響ない」

Record China    2021年8月25日(水) 18時0分

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東京五輪で中国選手が獲得した金メダルが相次いで剥がれた問題について、東京五輪の組織委員会は「品質に問題はない」と回答したという。写真はTokyo 2020提供。

東京五輪で中国選手が獲得した金メダルが相次いで剥がれた問題について、東京五輪の組織委員会は「品質に問題はない」と回答したという。中国紙・環球時報が伝えた。

東京五輪トランポリン女子で金メダルを獲得した中国の朱雪瑩(ジュウ・シュエイン)は23日にメダルの一部が剝がれたことを報告。翌日の投稿で「汚れのようなものを見つけ、しばらく拭いてみたが落ちなかったので爪でひっかいてみた。そうしたら、皮のようなものが落ちた。金粉のようなものではなくて保護膜のようなものだった」と説明した。

また、競泳男子200メートル個人メドレーで金メダルを獲得した汪順(ワン・シュン)も、記者の取材を受けた際に金メダルが剥がれたことを明かした。

この問題について環球時報の記者が大会組織委員会に問い合わせたところ、担当者は剥がれ落ちた部分はメッキではなく表面に塗ったコーティングであるとし、「メダル自体の品質に影響はない」と回答したという。

コーティングを施している理由については「メダルに細かい傷やへこみ、汚れを生じさせないよう保護するため」と説明。コーティングが剥がれたメダルを交換するかについては明言を避け、「表面のコーティングを剥がしてもメダルの質には影響はない」と述べたとのこと。

朱や汪の騒動をめぐり、中国のネット上では東京五輪のメダルは品質が低いとやゆする投稿が相次いでおり、今回の回答についても「コーティングが剥がれたら保護機能が失われるではないか」「コーティングも含めて品質ではないのか」などの批判の声が殺到している。(翻訳・編集/北田

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