「一帯一路」参加国・国際組織数が172に―中国メディア

人民網日本語版    2021年8月25日(水) 8時50分

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中国商務部によると、「一帯一路」参加国・国際組織数が172に上った。資料写真。

中国商務部の銭克明(チエン・カーミン)副部長は、23日午前に開かれた国務院新聞弁公室の記者会見で、商務部による「一帯一路(the Belt and Road)」共同建設プロセスで得られた5方面における主要な成果を紹介した。人民日報が伝えた。

1. 貿易の深化がスムーズに進められ、資源要素の効率の高い流動とより合理化された配置を推進

中国は各種製品の輸入を積極的に拡大させ、国際電子商取引などの新業態・新モデルを発展させたほか、海外倉庫の建設を推し進め、国際定期貨物列車「中欧班列」および陸海の新ルートなどの大型貿易ルートの建設を推進し、ハイレベルの自由貿易区ネットワークを建設した。2013年から2020年まで、中国と沿線諸国との貨物貿易額は累計9兆2000億ドルに達した。

2. 投資・協力が持続的に増加、ウィン・ウィンの産業チェーンやサプライチェーンを構築

2013年から2020年まで、沿線諸国に対する中国の直接投資額は累計1360億ドル、沿線諸国が中国で新規設立した企業は累計2万7000社、実行ベース投資額は累計約600億ドルにそれぞれ達した

3. 協力プロジェクトの実施効果が現われ、相互接続のパートナーシップがいっそう深化

2013年から2020年まで、沿線諸国で中国企業が建設を請け負ったプロジェクトの完成時点での売り上げは累計約6400億ドルに上った。2020年末の時点で、沿線諸国で中国が建設した海外経済貿易協力区における累計投資額は約400億ドル、相手国に収めた税金は44億ドルを上回り、現地で33万人の雇用を創出した。

4. メカニズムの健全な構築を実現し、開かれた協力のための大きな舞台を構築

現時点で、172の国と国際組織が200件以上の「一帯一路(the Belt and Road)」協力合意書を中国と取り交わしている。商務部は、スムーズな貿易や投資協力、サービス貿易、電子商務に関する90以上の二者協力メカニズムを推進・構築し、協力をめぐる諸問題の実務的な解決にあたった。

5. 新型コロナウイルス対策をめぐる強力かつ有効な協力を実施し、人類運命共同体構築のための実際的な実践行う

中国はこれまでに150カ国と13の国際組織に対して、防疫緊急援助を提供し、約200の国と地区に防疫物資を輸出し、120カ国と4つの国際組織に対し、ワクチン提供の支援を行っている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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