台湾の自前ワクチン、接種開始初日に4人が意識障害―中国メディア

Record China    2021年8月24日(火) 18時20分

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23日、観察者網は、台湾で自主開発の新型コロナワクチン接種が始まり、初日に4人が接種後に意識を失う事例が発生したと報じた。写真は蔡英文氏のFBより

2021年8月23日、中国メディアの観察者網は、台湾で自主開発の新型コロナワクチン接種が始まり、初日に4人が接種後に意識を失う事例が発生したと報じた。

記事は、台湾で23日に地元のワクチンメーカー高端(メディゲン)が開発した新型コロナワクチン接種が始まったとした上で、現地メディアの報道として同日に桃園市で3件の副反応が発生したと紹介。30歳の米国籍女性が接種後にその場で意識を失って倒れたものの、程なく意識を回復して30分間休息した後病院へ行かずに会場を後にしたほか、47歳の男性が接種後に呼吸困難、血圧上昇、めまいの症状を訴えて病院に運ばれたものの大事には至らず休息後に帰宅、26歳の女性も接種後に意識を失い生理食塩水の点滴を受けて意識を取り戻した後に病院に運ばれたと伝えている。

さらに、高雄市でも20代の男性が接種後に現場で休憩していたところめまいを起こし、一時意識が混濁するケースがあったとし、これらの副反応について台湾伝染病指揮センターの陳時中(チェン・シージョン)指揮官が「いずれも血管迷走神経反射によるものと見られ、大事には至っていない」とコメントしたことを紹介した。

また、台湾メディア・東森新聞の報道として、感染拡大が落ち着きつつある台湾では9月より徴兵を再開する見込みであり、政府関係者が軍当局に対して入隊時のワクチン接種を求めている一方で、島内のワクチンが不足しているとし、第3相臨床試験を経ないまま緊急的に接種が開始された高瑞ワクチンを使用せざるを得ないと紹介。兵役を済ませていない若者からは「実験が終わっていないワクチンを打たれるなんて、実験用のネズミの気分」「死ぬのが怖いから、兵役逃れをしてでも打ちたくない」といった声が出ているとした。(翻訳・編集/川尻

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