中国、子ども専用無針注射器を承認―中国メディア

人民網日本語版    2021年8月19日(木) 20時0分

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国家薬品監督管理局の初の承認を経て、中国が独自の知的財産権を持つ子ども専用無針注射器が正式に発売された。中国の子ども無針注射分野の無から有への突破が実現された。

国家薬品監督管理局の初の承認を経て、中国が独自の知的財産権を持つ子ども専用無針注射器(針なし注射器)が正式に発売された。中国の子ども無針注射分野の無から有への突破が実現された。北京日報が伝えた。

中華医学界のデータによると、中国では現在、小人症を患い、毎日成長ホルモンの注射を必要としている子どもが約700万人以上いる。治療期間が一般的に約18カ月であることから、患者の総注射回数は550回にものぼる。これまでは針を怖がるといった問題により、注射を拒み、引っかき傷を作り、針が折れるといった問題がよくあり、治療効果に深刻な影響が生じていた。北京大学人民病院内分泌科の紀立農主任は、「国産無針注射器『快舒爾』はすでに世界における試験参加者の研究で実証されており、無針注射は有針注射より安全性の面で明らかに向上し、従来の注射針よりも、患者の受け入れ度と満足度は明らかに高くなっている。

無針注射器は噴出の原理により、薬液を直径が髪の毛の数分の一しかない孔から瞬時に吹き出し、直接皮膚を通り抜けて皮下に届ける。針の注射器よりもスピーディかつやさしく、看護師が注射ボタンを軽く押すだけで完了し、全過程で痛みが生じることはない。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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