2014年5月15日、環球時報によると、米ハフィントン・ポストは、米国は反ロシアという国際的な共通認識を打ち立てるにあたり、長期にわたり国連安全保障理事会でロシアを支持してきた中国をも取り込もうとしているが、これが実現する可能性は低いと分析している。

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ロシア議会下院国際問題委員会のアレクセイ・プシコフ委員長は、「もし米国がロシアを封じ込めるために中国に何らかの役割を担わせようとしているとしたら、それは愚かな考えだ」と指摘。また、ロシア科学院極東研究所の専門家ラーリン氏は、「中国を操ることに望みを賭けるのは、石器時代の考え方だ」と批判している。

ある専門家は、「米国は中国がロシアに傾かないよう努力している。米国にとって最悪の状況は、ロシアと中国の軸が強化されること。そうなれば今後のウクライナや中東、アフリカの問題を解決することはさらに難しくなる」と指摘している。（翻訳・編集/藤）