元EXOクリスの逮捕に共産党機関紙・人民日報がコメント、「たとえトップスターでも…」

anomado    2021年8月17日(火) 15時20分

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韓国の人気グループEXOの元華人メンバーのクリスが逮捕されたことを受け、人民日報は16日、「いったん法に抵触すればトップスターもあっという間に消え去ってしまうことを事実が証明した」と投稿した。

韓国の人気グループEXOの元華人メンバーで、歌手や俳優として活動していたクリス(呉亦凡/ウー・イーファン)が強姦(ごうかん)容疑で逮捕されたことを受け、共産党機関紙・人民日報は16日、「いったん法に抵触すればトップスターもあっという間に消え去ってしまうことを事実が証明した」との内容をSNS上に投稿した。

クリスはこれより先、複数女性への性的暴行疑惑で公安局に拘留されており、北京市朝陽区人民検察院は16日、「法に基づく審査の結果、呉容疑者に対する強姦容疑での逮捕を許可した」と中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で発表。これについて、人民日報の微博アカウントは逮捕許可に言及した上で、「いったん法に抵触すればトップスターもあっという間に消え去ってしまうことを事実が証明した。名声に隠れてしたい放題すれば結局は自分を滅ぼすことになる。名声を得れば得るほど徳行を常に気にかけるべきであり、支持者が多ければ多いほど、より手本とならなければならない」などと訴えた。

中国メディアの界面新聞はまた、中国演出行業協会が同日発表した文章で、「『脱線』には必ず代償が伴い、法律レベルでの制裁が終わった後、呉亦凡氏は業界による持続的なボイコットなどの処分に直面することになる。この件は法意識を高め、著名人としての道徳基準を引き上げなければならないことを関係者に警告している」と指摘したことを伝えている。(翻訳・編集/野谷

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