人民網日本語版 2021年8月13日(金) 18時0分
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山西芸術職業学院の教師・楊莉さんは、自宅の机に向かい、ポリマークレイで東京五輪の金メダリストのフィギュアを製作している。
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構図を考え、ポリマークレイをこね、形を整えて、色を付ける。山西芸術職業学院の教師・楊莉(ヤン・リー)さんは、自宅の机に向かい、ポリマークレイで東京五輪の金メダリストのフィギュアを製作している。東京五輪が開幕してから今に至るまで、楊さんは金メダリストのフィギュアを7体仕上げた。中国新聞網が伝えた。
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「五輪の初日、中国の選手が金メダルを3個次々に獲得した。その時、気分がとても高揚し、何かを作ってその気持ちを表現したいと思った」と振り返る楊さんは、金メダリストのフィギュアを作って中国人選手を応援している。
楊さんが最初に製作したのは、射撃女子10メートルエアライフルの金メダリスト・楊倩のフィギュア。「楊選手は東京五輪で中国勢初の金メダルを獲得した。この作品は作るのが難しかった。黄色いアヒルのヘアアクセサリーや小さなニンジンの付いたヘアゴムなどを付けたかわいい彼女の姿を、そっくりに作り上げたいと思った」と楊さん。
楊さんによると、五輪の金メダリストのフィギュアを作る前には、その選手が競技する動画や画像を見て、その人の特徴や競技の特徴を表現できるデザインを考えるという。そして、ポリマークレイの形を整え、服やアクセサリーなどの細かな部分も作り、最後にオーブンで焼き上げるという。
完成した金メダリストのフィギュアの中でも、競泳男子200メートル個人メドレーの金メダリスト・汪順が一番難しかったという。「水泳の選手は服を着ていないため、筋肉をそっくりに再現しなければならない。団体と個人の金メダリスト全員のフィギュアを作り、選手本人にプレゼントできればと思っている。もし喜んでもらえるなら、私にとってはとても光栄」と楊さんは語っている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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