2021年8月12日、中国メディアの観察者網は、BIGBANGの元メンバーV.I（スンリ）ことイ・スンヒョン被告が9つの罪状により懲役3年の判決を受けたと報じた。

記事は、韓国軍地上作戦司令部の軍事裁判所が12日に、イ被告に対して売春あっせんや賭博、外国為替取引法違反など9つの罪により懲役3年の実刑判決と11億5000万ウォン（約1億900万円）の追徴金支払いを命じたと伝えた。

そして、イ被告が2015年12月から16年1月にかけて自身の事業への投資呼び込みのために韓国、台湾、香港、日本などの投資家に売春をあっせんした罪のほか、クラブの資金横領、米ラスベガスでの巨額な賭博行為とこれに絡む不正な外国為替取引、ソウル市内のホテルにおける他の客に対する恐喝など9つの罪について起訴されたと紹介。19年にクラブでの暴力スキャンダルが明るみに出た後、続々と犯罪行為が発覚して韓国の芸能界を震撼させたとしている。

また、現在軍隊に入隊しているイ被告に対して軍検察は「他人に責任転嫁しており、誤った性認識と態度に対する厳罰が必要」とし、懲役5年、罰金2000万ウォン（約190万円）を求刑していたと伝えた。

記事は、韓国・聯合ニュースの報道として、12日に判決言い渡し時に軍服で出廷したイ被告が常に首を横に振りながら、両手で額を擦っていたと紹介した。

この件について、中国のネットユーザーは「ファンよ、これでもスンリは正々堂々と言えるのか？」「ファンの前でどうやって釈明するのだろうか」「スンリはかつての自分自身、BIGBANG、そして擁護してきたファンたちの顔に泥を塗った」といった感想を残している。また「たった3年？」「これは来年には保釈されるんじゃないか」など、犯した罪に対する罰が軽すぎるとの見方も多く見られた。（翻訳・編集/川尻）