元慰安婦支援団体の不正会計疑惑、韓国議員が容疑を否認も韓国ネットは反発「日韓合意を拒否した理由だ」

Record China    2021年8月13日(金) 8時20分

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12日、韓国・アジア経済によると、元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」の不正会計疑惑などで起訴された尹美香無所属議員が、初公判で起訴内容を全面否認した。写真は慰安婦像。

2021年8月12日、韓国・アジア経済によると、元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の不正会計疑惑などで起訴された尹美香(ユン・ミヒャン)無所属議員(元「共に民主党」)が、初公判で起訴内容を全面否認した。

公判で尹議員は「(元慰安婦の)故金学順(キム・ハクスン)さんの勇気ある証言がきっかけで活動を始め、32年間恥じることなく生きてきた」とし、自身をめぐる疑惑の多くが「嫌疑なし」の不起訴処分になったことを強調した。また、昨年6月に死亡した(正義連が運営する)「麻浦(マポ)憩いの場」のソン所長について言及し、「感謝を伝えることもできず、申し訳ない」と涙を浮かべたという。

尹議員は、寄付金品法違反や横領など検察が提示した公訴事実を全て否認。「検察は正義連が私の私的組織であると主張しているが、事実でない」とし、「正義連代表会議や専門委員会はもちろん、数多くのボランティアと共に活動して国際的女性団体に成長したのに、私たちの努力や涙を侮辱している」と主張した。

尹議員の弁護人は「検察は正義連が運営していた『戦争と女性博物館』に学芸員がいなかったという理由で補助金を不正受領したと主張しているが、立証されていない事実だ」とし、「(検察が)正義連の活動に使用した費用まで横領とみなすなど偏見を持っている」と指摘。また、尹議員が14年から5年にわたり7126万3131ウォン(約676万円)を寄付したことを紹介し、「横領する理由がない」と強調したという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「32年間、元慰安婦のために生きてきたのではなく、元慰安婦のおかげで生きてこられたんでしょ?」「32年も活動したのに何の結果も残せなかったの?」「議員バッジを付けるために市民運動をするふりをしていた人。なぜ後援金を個人の通帳に入れていたのか説明してほしい」「なぜ正義連は日本との合意を拒否したのか。元慰安婦を被害者のままにしておかないと、後援金や税金を横領できる事業がなくなってしまうから」「元慰安婦のおばあさんたちが哀れだ。日本に35年間も肉体的苦痛を強いられたのに、今度は自国の議員に32年も精神的苦痛を強いられた」など、尹議員への批判的な声が数多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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