課題山積のブラジルW杯、暴力への懸念で消えたお祭りムード―ドイツ誌

Record China    2014年5月14日(水) 21時59分

拡大

12日、ドイツ誌シュピーゲルは、ブラジルで開催されるサッカーワールドカップをめぐり懸念されている、都市暴力を含むさまざまな問題について報じた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年5月12日、ドイツ誌シュピーゲルは、ブラジルで開催されるサッカーワールドカップをめぐり懸念されている、都市暴力を含むさまざまな問題について報じた。環球時報が14日、台湾・中央社の報道として伝えた。

その他の写真

10ページに及ぶ記事では、リオデジャネイロのスラムで麻薬販売組織と警察が衝突していることや、サンパウロでほぼ毎晩のようにバス放火事件が起きていることなどを取り上げ、「欧州人は都市暴力を案じている」と指摘。「ブラジルの10年来の経済成長も、市民が望むような医療・教育水準の向上には至っていない。W杯反対デモはこうした問題が反映されたものだ」とした上で、「W杯に対する市民のお祭りムードは、政府や準備状況に対する不満と怒りに変わっている」と伝えた。

同誌の表紙は、リオデジャネイロをバックに燃えるW杯公式球をデザインしたもので、「死とゲーム」の見出しが付けられている。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携