東京五輪・陸上男子100メートル準決勝で9秒83のアジア新記録を樹立した中国の蘇炳添（スー・ビンティエン）が、炊飯器を手に空港に現れたことが中国のSNSで反響を呼んでいる。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）アカウントの愛豆時報は10日、帰国のため空港に現れた蘇炳添が炊飯器を持っていたことを紹介。ただ、報道によるとこれは「日本土産」ではなく、蘇炳添の調理担当者が栄養強化のために日本に持ち込んだ物で、微博には「広東人（※蘇炳添は広東省中山市出身）はどこに行ってもスープを煮込むことを忘れない」「広東人のDNAだね」「バッグの中にはきっと中国東北産のお米が入ってるよ」などのコメントが寄せられている。

この他、「便座は買わなかったの？」「奥さんのために買ったのかと思ったよ」などの声も上がっており、炊飯器を日本土産と勘違いしたネットユーザーからは「奥さんに銀座でスキンケアセットも買ってあげれば良かったのに」「私も前回日本に行った時、炊飯器買ったよ。ずっと使ってる」などの声が聞かれた。（翻訳・編集/野谷）