貴重な古代の岩絵群、水没の恐れで移転へ―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年6月13日(水) 17時39分

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2007年6月10日、水力発電所の建設に伴い、新疆ウイグル自治区アルタイ地区の貴重な古代岩絵群を別の場所に移す計画があることがわかった。この岩絵群は昨年11月に発見されたもので、約2000〜3000年前に描かれたと見られている。

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2007年6月10日、新疆ウイグル自治区アルタイ地区ブルチン(布爾津)県にある貴重な古代岩絵群を別の場所に移す計画があることがわかった。

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この岩絵群は昨年11月に発見されたもので、約2000〜3000年前に描かれたものと見られている。点数は約200に上り、保存状態が良い。シカやオオカミなどと見られる大小さまざまな動物の絵が描かれており、古代遊牧文化を研究するに際しての重要な手がかりになると見られている。***

ところが、同地区では水力発電所の建設が進められており、完成後の貯水でこの岩絵群が水没してしまう恐れがある。そのため、現地の文物保護部門は岩絵を別の場所へ移動させることを決定したという。(翻訳・編集/藤野)

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