寒冷地の朝凌高速鉄道、凍土の影響への対策は?―中国メディア

人民網日本語版    2021年8月9日(月) 6時0分

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G9147号高速列車復興号が3日午前10時26分、サイレンを鳴らしながら出発した。

G9147号復興号高速列車が3日午前10時26分、サイレンを鳴らしながら出発した。朝凌(朝陽〜凌海南)高速鉄道が正式に開通し、運行開始となった。これにより京哈(北京・哈爾浜<ハルビン>)高速鉄道北京〜瀋陽区間及び京哈鉄道秦皇島〜瀋陽区間の相互接続が実現された。大連〜北京の移動時間が4時間に短縮された。科技日報が伝えた。

2017年10月着工した朝凌高速鉄道は、西の遼寧省朝陽市から始まり、線路の総延長は107キロメートル、設計速度は350km/h。

朝凌高速鉄道の設計を担当した中国鉄路設計集団有限公司朝凌高速鉄道プロジェクトチーフエンジニアの趙長石(ジャオ・チャンシー)氏によると、朝凌高速鉄道は寒冷地に位置し、橋面の防水プロジェクトが極めて重要だ。設計者は哈大(哈爾賓・大連)高速鉄道、瀋丹(瀋陽・丹東)旅客輸送専用路線などの寒冷地の高速鉄道建設経験を踏まえた上で、橋面防水システムの最適化と改良を施した。コンクリートの性能を高め、防水効果を強化し、保護層の耐久性も大幅に上げた。今後の寒冷地における高速鉄道建設の橋面防水に向け貴重な経験を蓄積した。

季節的な凍土の線路への影響を解消し、路床の高度な均整を保証するため、彼らは設計において複数の措置を講じ、季節的な凍土が路床に対する影響を解決した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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