「陳情令」の制作会社が人気小説をドラマ化、「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」主演のジャン・ヤオにインタビュー

anomado    2021年8月9日(月) 23時50分

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「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」DVDリリースを記念して、主演のジャン・ヤオにインタビュー。(C)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

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ジャン・ヤオ×ジャン・ヤーチン共演!「扶揺(フーヤオ)」「陳情令」の制作会社が人気小説を壮大なスケールでドラマ化した「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」は、10年の時を超えて運命の再開を果たした2人が、自らの運命や伝説の秘宝と朝廷の陰謀に立ち向かうドラマティック・アクション・ラブ史劇。イケメン俳優ジャン・ヤオが、初時代劇にして主人公・左卿辞(さけいじ)を熱演。腕利きの流浪の医者で、ヒロインを守り抜く役どころで大ブレイクした。相手役の蘇雲落(そうんらく)を演じるのは、「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」の雅蘭珠役で注目を集め、本作と同時期に配信された大ヒットドラマ「原始的な彼女」でも主演を務めた超大型新人ジャン・ヤーチン。華麗なアクションを披露し、美しさの中に強さを持った戦うヒロインを見事に演じ切った。同作は中国最大のレビューサイトで2020年上半期・評点ランキング時代劇1位を獲得している。

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DVDリリースを記念して、主人公・左卿辞を演じた最旬イケメン俳優ジャン・ヤオのインタビューが到着した。13億人が笑い涙した「駆け抜けろ1996」で、演技未経験にもかかわらず鮮烈なデビューを飾ったジャン・ヤオ。そんな彼が、病弱ながらも世を渡り歩く流浪の医者役で、持ち前の儚げなルックスとベストマッチし、女性のハートを射止めた。奪われた山河図、そして蘇雲落が探し求める“神薬”を手にするため、彼女にすべてを捧げる左卿辞の無償の愛は、感涙必至だ。そんな彼の役づくりや、ジャン・ヤーチンとの共演秘話を語った。

●「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」に出演を決めたのはなぜですか?最初に脚本を読んだ時、どんなところに魅力を感じましたか?

脚本を受け取ってじっくりと読んだ時に、そこに描かれた新しい武侠世界に引き込まれたからです。また、この物語は若者たちの侠気、江湖の義侠心、ロマンティックなストーリーが描かれていて魅力が尽きないと思いました。また、左卿辞というキャラクターは多面的で、そのキャラクター設定はこれまで観たどの武侠ドラマの主人公とも違うものでした。ストーリーを通して彼の苦しみや喜び、悩みや信念が伝わってきましたし、さまざまな複雑な状況の中で下していく決断、選びとっていく行動からも、彼という人物の特別な魅力が感じられました。

●左卿辞は武侠ドラマの主人公にもかかわらず体が弱く武術ができない若者です。こうした主人公のポジションについてどう考えますか?

左卿辞は、武術はできませんが、医術に優れ、策略に長け、“少年団”の頭脳としての役割を果たし、みんなの大黒柱と言える存在です。また、「知恵もので策略に長けている」にもかかわらず「体が弱く武術ができない」というギャップ感があるだけでなく、その「不完全さ」によってよりリアルな人物像になっていると思います。

●左卿辞は各地を遊歴して回っている医者ですが、その身分や性格は曰くつきです。そんな複雑な役を演じるにあたって、どのような役作りをしましたか?特に意識したこと、工夫したことはありますか?

まず脚本を繰り返し読んで、感情移入し、その中に浸るようにして、この物語の世界が本当に存在すると信じるようにしました。こうした基礎を築いてから物語の世界に入り、左卿辞の気持ちを体験していき、彼になりきるようにしました。また、自分なりにセリフの練習もして、特に医術用語などは何度も読んで語感に慣れるようにしました。同時に左卿辞の一つ一つのセリフ、一つ一つの行動の理由も分析しました。最後にはセリフはきちんと暗記して、休憩時間の間でもこれから撮影するシーンについて頭の中で何度もリハーサルをしました。

●左卿辞と蘇雲落の心を揺さぶるラブストーリーについてどう思いますか?2人のラブストーリーで最も胸キュンしたシーン、好きなエピソードは何ですか?

2人のラブストーリーは波瀾万丈ですが、その気持ちは互いにぶれることはありません。最も印象的だったのは蘇雲落が左卿辞の胸を刺すシーンです。その時に左卿辞は避けることなくそのまま刺されて、彼女は驚きと心痛を覚えます。おそらくこの時、蘇雲落は真に左卿辞の力量、彼の愛を悟り、左卿辞も自分が蘇雲落を深く愛していることに気づいたのだと思います。

●左卿辞は涙のシーンが多かったですが、どれも評判を呼び、視聴者から好評を得ました。これらの涙のシーンを演じるにあたって、どのように役に感情移入していきましたか?

とにかく役に入り込むようにしました。進行していくストーリーに応じて、目の前の情景における彼の心の変遷を感じ取ることに集中して、同じ気持ちになれるようにしました。

敦煌やアクサイでロケしたシーンの映像は壮観です。こうしたロケ撮影で苦労したことや印象に残っていることはありますか?

ロケ撮影は風と砂ぼこりが大変でしたが、楽しくもありました。時には突風が巻き起こったりして、撮影はチャレンジが必要になることもありましたし、唇がすぐに乾いてしまうので、しょっちゅうリップクリームを塗るはめにもなりました。そんな中でも、“少年団”のメンバーたちとは一緒ににぎやかに過ごして、毎日の撮影がとても楽しかったです。

●本作のキャラはみなそれぞれ自分の武器と必殺技を持っています。もし選べるとしたら、どの武器と必殺技を使ってみたいですか?

僕は左卿辞の薬箱を持ちたいですね。彼のようにどんな病気でも治せる技を使ってみたいです。

●ジャン・ヤーチンさんとの共演はいかがでしたか?彼女本人はどんな人柄なのでしょうか?お2人はどのように演技の息を合わせていきましたか?

彼女はかわいらしい女性です。同時に非常にプロフェッショナルな女優さんでもあります。僕はどちらかといえば人見知りするタイプなのですが、相手役と息を合わせていくために少しずつすり合わせをして、こちらからも積極的に交流し、お互いに演技でうまくいったところ、問題にぶち当たったところがあれば、すぐに共有するようにしました。

●最後に、日本の皆さんにメッセージをお願いします。

日本の皆さん、こんにちは。僕が主演した「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」が日本でDVDや配信で鑑賞できると聞いてとてもうれしいですし、光栄に思っています。この物語の世界、キャラクターたち、僕が演じる左卿辞を好きになっていただけたらと思っています。この機会に日本の皆さんに中国の新しい武侠ラブドラマを知っていただき、感動を受け取っていただけたらうれしいです。

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