中国の俳優ホアン・シャオミン（黄暁明）が主演映画「戴假髮的人」のために髪をそり落としたことを明らかにし、過去の薄毛疑惑の謎を明かしている。

このほど青海省西寧市で開催された映画祭・第15回FIRST青年電影展に出席したホアン・シャオミンが語ったもの。今年初めにクランクアップした主演サスペンス映画「戴假髮的人」ではタクシー運転手を演じているが、よりリアルな表現のため、自ら進んで髪をそったことや、その期間にカツラをつけてテレビ番組に出ていたことを明かしている。

今年44歳のホアン・シャオミンだが、時代劇ドラマ「大漢天子」で注目されてブレークした20代の頃には、若手イケメン俳優の代表格に。過去を振り返って、「確かにルックスはこの業界に入る近道ですが、長く活動するには自分の努力と粘り強さ、仕事に対する心構え、自分に対して求め続けることが大切です」と語っており、意を決してのスキンヘッドについて、「後で振り返った時、価値あるものだったと誇らしく思うでしょう」と話している。

「戴假髮的人」の撮影中には、ホアン・シャオミンを目撃したというネットユーザーが撮った写真が、髪の生え際が後退して老け込んだ様子を捉えたことで、ネットでも大きな話題となった。この薄毛疑惑について、役作りのためだったことが今回、ホアン・シャオミンのトークで明らかになっている。

また、ホアン・シャオミンは同じく「戴假髮的人」の役作りのため、昨年後半にはダイエットを敢行。10キロ以上の減量に成功し、見た目が20代の頃に戻ったとこちらも注目された。当時ホアン・シャオミンがSNSに投稿した、「朝食は新鮮な空気、昼食はピュアな水、夕食はやさしい月の光」という食事メニューが「まるで仙人」と人々を驚かせると同時に、「戴假髮的人」のドン・ユエ（董越）監督が、過酷なダイエットのせいで現場では体調不良を訴えていたと明かしたことも話題になった。（Mathilda）