ネットゲームは「電子薬物」「精神アヘン」、中国政府系メディアが指摘―独メディア

Record China    2021年8月5日(木) 15時20分

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4日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国の政府系メディアがオンラインゲームを「アヘン」と形容したことで、株式市場でゲーム関連株が大きく下落したと報じた。写真は中国のネットカフェ。

2021年8月4日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国の政府系メディアがオンラインゲームを「アヘン」と形容したことで、株式市場でゲーム関連株が大きく下落したと報じた。

記事は、新華社系の「経済参考報」が3日に発表した文章の中で、騰訊のオンラインゲーム「王者栄耀」を名指しした上で、オンラインゲームは未成年者の健全な成長に看過できない影響を及ぼし、その危害に警戒すべきだと評するとともに、「オンラインゲームの危害はますます社会の共通認識となっており、しばしば『精神的アヘン』『電子麻薬』などと称されている」と論じたことを伝えた。

そして、この文章が発表されると騰訊、網易など中国のオンラインゲーム関連企業の株価が軒並み大きく下落し、その影響は欧米の関連企業にまで波及したと紹介。市場では、ゲーム業界が中国の監督管理当局による「整頓」の次なるターゲットにされる可能性があるとの憂慮が広がっているとした。

また、経済参考報が一旦文章を削除すると騰訊の株価は回復に転じたものの、文章は「アヘン」「電子麻薬」といった刺激的な言葉を除いた形で再び掲載されたと紹介している。

さらに、この文章を受けて騰訊は国の政策よりも厳しい未成年ユーザーのオンライン時間制限を設け、平日は従来の1.5時間から1時間、休日は3時間から2時間にそれぞれ短縮し、12歳未満によるゲーム内での課金を禁止するほか、未成年者による成人へのなりすまし行為を24時間監視して、疑わしいアカウントについては認証の再審査を行うことを明らかにしたと伝えた。

記事は、一連の動きについて英ロイターがシティグループの見解として「市場参考報のセンセーショナルな文章に、市場が過剰反応を示した。近ごろインターネット業界の監督、審査が厳しくなっており、真実性の有無に関係なくさまざまな情報が株式市場に投げ売りの圧力をもたらす可能性がある」と報じたことを紹介。中国政府は近ごろ不動産、教育、科学技術分野で監督管理を強化しており、投資家の間では当局による締め付けに対する憂慮がますます高まっているとした。(翻訳・編集/川尻

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