<ボクシング>日本選手にまた有利な判定? 敗れた中国選手「相手と審判に不満」

Record China    2021年8月4日(水) 21時20分

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東京五輪のボクシング男子フライ級の試合で「日本選手に有利な判定が下された」として、中国のネット上で物議を醸している。資料写真。

東京五輪のボクシング男子フライ級の試合で「日本選手に有利な判定が下された」として、中国のネット上で物議を醸している。

問題の試合は3日に行われた準々決勝。日本の田中亮明がコロンビアのユベルヘン・マルティネスに勝利したが、試合後に田中が酸欠のため車いすに乗って移動したことや、インタビューで「勝ったか負けたかも分からなかった」と話したことから、コロンビアの一部ネットユーザーらから不満の声が上がった。

中国のスポーツメディア・新浪体育は「彼(田中)の勝ち上がりは巨大な論争を引き起こした」と指摘。「中国選手・胡建関(フー・ジエングアン)との対戦では多くの反則動作を行い、コロンビアのマルティネスとの試合ではボコボコにされながらも審判は田中の勝利という判定を下した」と報じた。同記事はさらに、「ネットユーザーからは『五輪史上最大の詐欺』『東京五輪自体が詐欺』などの不満の声が上がっている」とも伝えている。

田中は2回戦で胡に勝利して勝ち上がったが、この試合について「田中が頭突きや肘うちを繰り返した」として中国で批判の声が上がっていた。また、胡本人も中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「納得できないが、どうしようもない。(敗退の)過程と対戦相手、審判の裁定に不満だ。負けるのは構わないが、この負けはいささか無力さを感じる。東京五輪の準備のために5年間頑張ってきた。途中、2度目の大きな手術をし、失明のリスクを負って五輪まで来たのに」などと投稿し、不満を表明していた。

微博では「日本のボクシング選手、車いすに酸素吸引も勝利の判定」がランキング上位に入り、ネットユーザーからは日本に対する批判の声が殺到している。(翻訳・編集/北田

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