中国語学ぶデンマークのアクセルセン、五輪金メダルの夢かなえる―中国メディア

人民網日本語版    2021年8月4日(水) 9時40分

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東京五輪のバドミントン男子シングルスで激しい競争を経て決勝の舞台に立ったのは、昔からのライバルである諶龍とビクトル・アクセルセンだった。完勝したアクセルセンは感動の涙を流し、子供のように泣いた。

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東京五輪のバドミントン男子シングルスで激しい競争を経て決勝の舞台に立ったのは、昔からのライバルである諶龍(チェン・ロン)とビクトル・アクセルセンだった。

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完勝したアクセルセンは感動の涙を流し、子供のように泣いた。勝利を喜び、席に戻って身の回りの品を整理している時になってもまだ、涙は止まらなかった。

試合後、アクセルセンがユニフォームの交換を提案すると、諶も承諾した。ライバル同士、敬意を表した形だ。

2対0で決勝に勝利したことで、アクセルセンは壮挙を達成した。東京五輪で優勝する過程で、1試合も落とさなかったのだ。

アクセルセンは中国の諶を破って金メダルを獲得したが、それでもなお多くの中国の卓球ファンから祝福を受けた。苦労して中国語を勉強し、中国文化を積極的に学んだことから、アクセルセンはずっと中国の卓球ファンから「身内」のように思われてきた。

今回アクセルセンはオリンピックで初めて金メダルを獲得した。五輪男子シングルスでのアジア系選手以外の優勝はデンマークのポールエリク・ホイヤーラーセンに続き2人目だ。金メダル獲得後、中国の多くのネットユーザーが祝意を表した。アクセルセンが中国で最も人気のある外国人バドミントン選手の1人であることは間違いないだろう。

ビクトル・アクセルセンの中国語名「安賽龍」は自分でつけたものだ。「安」は本名の名字に近い音を選んだもの、「賽龍」は強者に勝利する願いを込めたものだ。アクセルセンは2014年に中国語に興味を持ち始めて以来、ずっと勉強を続けてきた。今では流暢な中国語で会話できるおかげで、中国語を話す各国のバドミントン選手と良い友情を結んでいる。

■「憧れの存在」の力

今回の決勝によって、アクセルセンはある記録を打ち立てた。アジア系以外の選手として初めて、五輪男子シングルスで2個のメダルを獲得したのだ。奇しくも、前回の五輪メダルも、中国の選手から勝ち取ったものだった。2016年のリオ五輪でアクセルセンは林丹(リン・ダン)と銅メダルを争い、2対1で勝利した。今回諶を破って金メダルを獲得したことに、アクセルセンは深く感動した。「前回のオリンピックでの銅メダルは私にとって大切な学びの経験となり、今回のオリンピックへの切望も募った。このハイレベルな試合に勝利するには努力と共に運も必要。これまで私は諶選手と何度も対戦してきた。彼は私を励ましてくれる存在でもある」とアクセルセンは言う。

■アクセルセンにとって林丹は「憧れの存在」

リオ五輪の時にも、アクセルセンは同様の話をした。当時アクセルセンは、「私は子供の頃から林丹の試合を見てきた。彼は私の憧れの存在であり、尊敬している」と語っていた。

アクセルセンの崇拝する中国のバドミントン選手たちは年を重ねるに従い、現役人生の終盤に入っていった。だがアクセルセンの尊敬の念が変わることはなかった。

昨年7月に林丹が正式に引退を表明すると、アクセルセンはSNS上で「憧れの存在」の林丹に成長させてもらったことへの感謝の気持ちを綴った。

そして今、27歳のアクセルセンもオリンピック優勝の夢をついにかなえた。アクセルセンは今、「早くデンマークに帰り、家族や友人と喜びを分かち合いたい」という。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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